みなさんこんにちは。スピリチュアルアーティストの岸本葉織です。
私は、色彩の力とインスピレーションを大切にしながら、心が整うきっかけになるようなアートを描いています。

スピリチュアルは特別なものではなく、「本来の自分の感覚」に戻っていくためのヒントだと私は考えています。
心から描きたいものを表現することで、自分自身も、作品を手にしてくださる方にも、やさしい影響が広がれば嬉しいです。
「絵を描く」と聞くと、多くの人が「自分には才能がないから」「上手く描けないから」と身構えてしまいます。
しかし、最新の研究や心理学的な視点で見えてきたのは、絵の完成度とは無関係に、「描くプロセスそのもの」が私たちの心と脳を整えてくれるという事実です。
この記事では、技術や正解を求める「美術」ではなく、あなたの日常を少しだけ軽くし、思考をクリアにするための「描く効果」について解き明かします。
読み終える頃には、手元にあるボールペンで、真っ白な紙に何かを走らせたくなるはずです。
なぜ「絵を描く」だけで気持ちがスッキリと整うのか?
- 感情を「形」にすることでストレスが軽くなる理由
- 脳が休息状態に入る「マインドフルネス」の効果
- 思考を切り替えてリラックスするための仕組み
「言葉にできないモヤモヤ」を抱えたとき、人はストレスを感じます。
絵を描くという行為は、その実体のない感情に「形」を与える作業です。
これを心理学では「外在化」と呼び、自分の中から感情を切り離して客観視することで、心の重荷がふっと軽くなる感覚が得られます。
言葉にできないモヤモヤを可視化する「外在化」の仕組み
私たちは日々のストレスをすべて言語化できるわけではありません。
色を選んだり、線を引いたりする行為は、言語を超えたコミュニケーションです。
紙の上に吐き出された線は、あなたの感情の分身となり、それを眺めるだけで「自分は今、こう感じていたんだ」という深い納得感が生まれます。
日常の雑念が消える?マインドフルネス状態への入り方
ペン先が紙に触れる感触、カサカサという音、色が混ざり合う様子。
これらに意識を向けると、脳は「今、ここ」に集中するマインドフルネス状態に入ります。
過去の後悔や未来の不安から解放され、脳の休息が始まります。
ストレス解消につながる脳内メカズム
集中して手を動かすことで、脳内の情報処理が一時的に「非言語領域(右脳前頭前野など)」へとシフトします。
これにより、論理的な思考で疲れ切った脳がリラックスし、精神的な緊張が緩和されるのです。

私はいつも手元に紙とペンを置いています。電話中やモヤモヤした時、無意識にペンを走らせるだけで、いつの間にか心がスッキリ落ち着いているんです。

没頭している時に脳内で起きている「驚きの変化」
- 脳が「ゾーン」に入った時の心地よい変化
- 達成感が自己肯定感を高めてくれるプロセス
- 効率や能力が最大化される「フロー体験」の正体
絵に没頭しているとき、私たちの脳は普段とは違うモードで動いています。
この「ゾーン」に入ったような感覚が、幸福感や自己肯定感を高めてくれます。
右脳が活性化し、論理的な疲れから解放される瞬間
仕事や家事、勉強では左脳(論理・分析)を酷使しがちです。
絵を描くことは右脳(直感・イメージ)を刺激し、脳全体のバランスを整えます。
この切り替えが、心地よい疲労感とリフレッシュをもたらします。
達成感と自己肯定感が高まるプロセス
「線を一本引いた」「色が塗れた」という小さな前進の積み重ねは、脳に報酬を与えます。
誰にも邪魔されない自分だけの世界で、自分の意思で形を作っていく感覚は、失われがちな「自己効力感」を取り戻させてくれます。

波に乗ると時間感覚が消えて、気づいたら夜だったということも!この「フロー状態」に入ると、予想以上の結果が出せたり、驚くほど効率よく作業が進んだりします。

最大の誤解「上手く描けないから意味がない」を解消する
多くの人が「絵=技術」と考えてしまいますが、自分を整えるための描画において、上手い下手は一切関係ありません。
むしろ「上手く描こう」という執着を捨てることこそが、効果を最大化する鍵です。
脳が喜ぶのは「完成した絵」ではなく「描くプロセス」
脳が活性化し、ストレスが軽減されるのは、描いている「最中」です。
完成した絵がピカソのようである必要はありません。
料理でいえば、美味しいものを食べる楽しみよりも、野菜を切るリズムに癒やされる感覚に近いのです。
評価を気にせず「子供のような無垢な視点」を取り戻す
子供の頃、誰に見せるためでもなく夢中で絵を描いていた時、私たちは純粋に楽しんでいました。
評価を捨てた瞬間に、描くことは最高のセラピーになります。

どんな絵でも、どんな線でも良いんです。形を整えることより、思うままに線を出すこと。他人軸を捨てて自分らしく表現することが、自分を整える一番の近道ですよ。

あなたに合うのはどれ?画材タイプ別に見る心理的効果の違い
画材別・心のフィードバック
| 画材 | 特徴・心理的効果 | おすすめの状態 |
|---|---|---|
| 色鉛筆 | 筆圧で感情を調節しやすく、繊細な表現が可能。 | 心を落ち着かせたい時 |
| 水彩 | 水の「にじみ」が、完璧主義を優しくほぐす。 | 柔軟な心を取り戻したい時 |
| パステル | 柔らかな色彩と手触りが、心のトゲを丸くする。 | 優しく自分を癒やしたい時 |
| アクリル | 何度でも塗り直せるため「失敗」の概念が消える。 | 前向きに立て直したい時 |
| 焼き絵 | 香りと熱の刺激が、深い瞑想状態(ゾーン)を誘う。 | 雑念を払い没頭したい時 |
| ペン画 | 修正できない緊張感が、思考をクリアにする。 | 頭の中を整理したい時 |
| デジタル | やり直しが自在で、場所を選ばず気軽に描ける。 | ハードルを下げたい時 |
●透明水彩をやってみたい方は、こちらで一番やさしい流れをまとめています
●水彩筆ペンは“これだけ覚えればOK”を先に(使い方ガイド)

私は水彩の「透明感」が大好きですが、アクリルの「何度でもやり直して立て直せる」安心感にも救われています。失敗しても上書きできる感覚は、自分を信じる力に繋がります。

ウッドバーニング(焼き絵)で木を焼く時の香りと熱を感じていると、不思議と「地に足がつく」感覚になるんです。五感を刺激する画材は、瞑想に近い没入感を与えてくれます。

趣味として「続く人」と「三日坊主で終わる人」の決定的な差
長く楽しんでいる人には、共通した「ゆるい習慣」があります。
【続く人】道具を出しっぱなしにするなど「環境」を作っている
習慣化のコツは、開始までの摩擦をゼロにすることです。
スケッチブックを開いたままにする、ペンを常に机に置いておく。
この「1秒で始められる状態」が継続を生みます。
【続かない人】最初から「立派な作品」を作ろうと構えてしまう
白い紙を埋め尽くそうとすると、脳は負担を感じます。
続かない人は、目標が高すぎる傾向にあります。

私は常に無地のメモ帳をそばに置いています。「ちゃんと描こう」と準備するだけで疲れちゃうから、すぐ描ける環境を作る。それが、ふとした瞬間のひらめきを大きな作品へ繋げるコツです。

日常を少し変える、絵を始める最高のタイミングとは?
- 仕事の休憩中: 5分間の落書きで脳をリセット。
- 寝る前: スマホを置いて手を動かし、睡眠の質を高める。
- モヤモヤした時: 感情を紙にぶつけて心のデトックス。
日本特有の「正解探し」から自由になる
日本では「正解」や「正しさ」を求める教育が多く、無意識に手が止まりがちです。
しかし、絵を描く時間はその判断を脇に置ける貴重な時間。正しく描く必要はありません。

「うまく描けたか」ではなく「描いている間の状態」を大切にしてください。判断を捨てて線を動かすうちに、本来の自由な感覚が戻ってくるはずです。

【FAQ】絵を描く習慣に関するよくある悩み
Q:本当に絵心がなくても大丈夫ですか?
A:もちろんです。「表現」そのものに価値があります。丸や線を書くだけでも、脳への刺激は十分に発生します。
Q:道具を揃えるお金がありません。
A:今、手元にあるボールペンと裏紙で十分です。高価な画材は楽しさを知ってからでOKです。
Q:何を描けばいいのか分かりません。
A:目の前のコップや、今の気分を「色」だけで表してみるのもおすすめです。
“整えるために描く”をもう少し深くやりたい方向けにまとめています
まとめ:今日から始める、自分を癒やすための自由な描画習慣
絵を描くことは、自分自身をケアするための最も手軽で、深い方法の一つです。
上手く描こうとする必要も、誰かに見せる必要もありません。
ただ、ペンを動かすその瞬間の心地よさを味わってみてください。
- 描くことは「心のモヤモヤ」を外に出す「外在化」作業
- 上手い下手は脳へのリラックス効果に一切関係ない
- 1秒で始められる「出しっぱなし」環境が続くコツ











