みなさんこんにちは。スピリチュアルアーティストの岸本葉織です。
私は、その時々で降りてくるものをスピリチュアルアートとして描いています。

スピリチュアルと聞いて怪しく思う人もいるかもしれませんが、
本当のスピリチュアルとは「本質の自分」です。
自分が心から描きたいと思うものをかたちにして表現することで、
自分も、それを手にした人にも良い影響を与えます!
「絵を描いてみたい」「何か新しいことを始めたい」そう思って検索してみたものの、道具の種類や描き方が多すぎて、「結局、私は何から手をつけていいの?」と迷っていませんか?
その「描きたい」という衝動は、もしかすると、あなたの心の奥底(魂)が求める本質の自己表現かもしれません。
この内側からの声に従って動き始めることが、自分自身に正直に生きる第一歩となります。
本記事では、初心者向けに厳選・分類した23種類の多様なアートジャンルを徹底解説。
この記事を読めば、あなたの目的や性格に最適なジャンルを見つけ、本質の自分を表現する最短ルートで描き始めることができるでしょう。
- 「スピリチュアルアート」が本質の自分に繋がる理由
- AI時代に「手描きのアート」が持つ唯一無二の価値
- 描きたいという衝動は魂からのメッセージであるという視点
なぜ今、あなたは絵を描きたいのか?魂が求める「描きたい」に耳を傾けよう
絵を描くという行為は、単なる趣味や技術の習得だけではありません。それは、あなたが心の中で感じている、まだ言葉になっていない感情やエネルギーを形にする、最もピュアな自己表現です。
「スピリチュアルアート」とは、決して占いや怪しいものではなく、「本質的な自分」や「魂が望む姿」を表現することにほかなりません。
- 世間が求める絵ではなく、あなたが心から描きたいものに耳を傾ける。
- 描きたいものが明確になれば、それに適した表現方法(ジャンル)が見えてくる。
この「描きたい」という心の声に従って動き始めたときから、あなたの内側は変わり始めます。本質的な自分に近づき、自分軸で生きる力を手に入れるきっかけとなるのです。
AI時代だからこそ求められる「本質の自分」から生まれるアートの力
現在、高性能なAIを使えば、誰もが簡単に美しい画像を生成できます。しかし、AIが生み出す画像は、既存のデータやパターンに基づいたものです。
一方、あなたが心から描きたいという衝動に従って作り出した作品は、あなたの魂が持つ独自のエネルギーとメッセージを内包します。
それは、AI画像には決してできない、パワフルな影響力を作品に与えるのです。
この本質的な自己表現のアートは、描いたあなた自身だけでなく、それを手にした人や飾った空間にも良い影響を与え、高次の存在との繋がりを感じさせてくれるでしょう。

私は小さい頃からずっとなんらかの絵を描き続けています。描き続けていくうちに、繋がる感覚を感じるようになり、本質の自分に繋がるきっかけを得た場所でもあります。

ですが、ある程度年齢を重ねてから急に絵が描きたくなる人もいます。そして、それが何歳であっても、遅すぎると言うことはありません。
これから自分が本当にやりたいことをやるという世界に変わっていくためだったり、自分の本質に意識せず気づき始めた、自分の使命に気付いた、など、理由は様々あると思います。
自分が本当に描きたいものをかたちにすることで、自分自身も整ってきてエネルギーの通りもよくなります。今まで見えなかった自分も見えてきたり、自分に一致することができるようになります。そして、そういった作品はそれを目にする人にも良い影響を与えます。
もしあなたが絵を描いてみたいとわくわくするのならば、それはあなたが生まれる前に決めてきた道であるはずです。この場合、あまり絵を描いたことがなかったり、描いたことがないジャンルへのチャレンジでも、不思議と上達が早かったり、描けないと思っていたのにかけたり、やったことがない手法なのにまるで前にやったかのような感覚になってスラスラとできてしまったりすることがあるんです!
そんなあなたの作品を待っている人は必ずいます。勇気を出して1歩を踏み出しましょう!
- 23種類の表現ジャンルを**目的別**に分類
- 各ジャンルの**コスト、メリット、デメリット**を一覧で比較
- 「描きたい!」に直結する**最適な表現方法**を見つける
初心者必見!描きたいテーマで選ぶ23の表現ジャンル診断チャート

あなたの「描きたい」という心の声に最適な「表現ジャンル」を見つけましょう。デジタル(CG)も含めた多様なジャンルを「目的」別に分類し、それぞれがどんな人に向いているか、コスト、良い点・悪い点を徹底比較します。
※リンクは当サイト内のそのジャンルに関する描き方などの詳細記事へのリンクです。
【A. 低コスト・手軽に始める】練習にも最適な入門アート
| ジャンル | 向いている人 | コスト目安 | 良い点・悪い点 |
|---|---|---|---|
| 鉛筆画・ボールペン画 | とにかく安く始めたい、基礎練習から始めたい人。 | 数百円 | ◎:場所を取らない、描き直しの練習になる。/ △:モノクロ表現に限られる。 |
| 色鉛筆 | 塗り絵感覚で色を楽しみたい、手軽に片付けたい人。 | 1,000円〜3,000円 | ◎:場所を取らず修正可能。/ △:広い面を塗るのに時間がかかる。 |
| パステル | 描く技術に自信がない、ふんわり表現が好きな人。 | 1,000円〜3,000円 (100均可) | ◎:指で色を伸ばして描ける。水不要。/ △:粉が飛び散りやすい、定着スプレーが必要。 |
| スクラッチアート | 描くより「削る」作業が好きな人、達成感をすぐに得たい人。 | 1,000円〜2,000円 | ◎:下絵をなぞるだけなので失敗がない。/ △:削りカスが出る。 |
【B. 癒やし・集中系】絵心不要のプロセスを楽しむアート
| ジャンル | 向いている人 | コスト目安 | 良い点・悪い点 |
|---|---|---|---|
| ゼンタングル | 集中力を高めたい、細かいパターンを描くのが好きな人。 | 数百円 | ◎:ルールに従うだけで美しい模様が完成する。ヒーリング効果。/ △:完成までに時間がかかる。 |
| ドットアート・曼荼羅アート | 無心になりたい、幾何学的な模様が好きな人。 | 数百円〜3,000円 | ◎:絵心不要、無心になれる。曼荼羅ドットアートは特に人気。/ △:地道な作業が苦手な人には不向き。 |
| カラーセラピーアート/ヒーリングアート | 心を整えたい、色彩の力で気分を変えたい人。 | 1,000円〜3,000円 | ◎:自己表現や心のケアに役立つ。/ △:色について少し学ぶ必要がある |
| 切り絵・ちぎり絵 | ハサミやカッターの作業が好きな人、独創性を追求したい人。 | 数百円 | ◎:絵のスキルがなくても始められる。/ △:細密な作業は手間と時間がかかる。 |
【C. 本格派・応用表現】色と技法を深く追求するアート
| ジャンル | 向いている人 | コスト目安 | 良い点・悪い点 |
|---|---|---|---|
| 透明水彩/不透明水彩 | 透明感やにじみ/マットな質感を楽しみたい人。 | 3,000円〜5,000円 | ◎:透明水彩は携帯性に優れる。不透明水彩は修正しやすい。/ △:水の準備が必要、ムラになりやすい。 |
| 水彩色鉛筆・水彩筆ペン | 色鉛筆と水彩のいいとこ取りをしたい、屋外で描きたい人。 | 1,500円〜4,000円 | ◎:水で溶かすと水彩風になる多機能性。/ △:専用の紙でないとシワになりやすい。 |
| アクリル画 | 油絵の力強さと速乾性を求める人、修正を前提としたい人。 | 5,000円〜8,000円 | ◎:乾くと水に溶けず、塗り重ねが簡単。木材、布など何にでも描ける。/ △:筆がすぐに固まるため手入れが必要。 |
| 油絵 | 深みのある色彩と重厚な質感、時間をかけて描く過程を楽しめる人。 | 10,000円〜 | ◎:色彩表現の幅が無限大。/ ×: 乾くのに非常に時間がかかる、匂いがある、初期費用が高い。 |
| アルコールインクアート | 偶発的な表現を楽しみたい、流動的なデザインが好きな人。 | 3,000円〜6,000円 | ◎:予測不能な美しい模様が作れる。絵心不要。/ △:換気が必要、専用の紙(ユポ紙など)が必要。 |
油絵は換気と溶剤の取り扱いに、アルコールインクアートも換気に十分注意してください。特に油絵は乾くのに時間がかかるため、焦らず取り組む気持ちが必要です。
【D. 高機能・革新性アート】デジタル(CG)と立体表現
| ジャンル | 向いている人 | コスト目安 | 良い点・悪い点 |
|---|---|---|---|
| デジタルイラスト(CG) | 修正を簡単に行いたい、プロのテクニックを試したい、SNSで発表したい人。 | 8,000円〜 (入力装置のみ) | ◎:Undo機能、レイヤー機能で修正が自由自在。画材のコストがほぼゼロ。/ △:初期費用(デバイス代)が高い、デジタル特有の描き味に慣れが必要。 |
| 立体制作(粘土/木彫りなど) | 平面だけでなく、触れる作品を作りたい人、ものづくりが好きな人。 | 2,000円〜 | ◎:作品を生活の中で活用できる。/ △:制作場所が必要、乾燥や焼成に時間がかかるものがある。 |
| 焼き絵 (ウッドバーニング) | 木の温もりや焦げの質感を作品に取り入れたい人。 | 5,000円〜10,000円 | ◎:独特の風合いと立体感のある作品ができる。/ △:火傷の危険があるため、細心の注意が必要。 |
| シャドーアート | 奥行きのある立体的な作品を作りたい、紙の工芸が好きな人。 | 1,000円〜3,000円 | ◎:写真やイラストを重ねるだけで立体表現が可能。/ △:パーツが多く、細かい作業が多い。 |
| 作品をレジンなどのアクセサリー化 | 自分の描いた絵を身につけたい人、オリジナルグッズとして販売したい人。 | 5,000円〜10,000円 | ◎:オリジナルグッズとして実用化できる。/ △:レジンアレルギーに注意、作業スペースの確保が必要。 |

私は学生時代に油絵も暫くやっていたことがありますが、乾くまでの遅さ、そして臭い、周辺の汚れなど全てが自分に合わずにその後油絵をやることはありませんでした。

その後、普通の水彩にはあまり惹かれませんでしたが、透明水彩にとても惹かれました。透明感のある柔らかい雰囲気が自分の描きたいものとマッチした感じです。一時期はイラストもやっていましたので、カラーインクなども一時期使っていましたが、一番惹かれた透明水彩に魅力を感じてさらに水彩を深く学びました。
でも、私はとりあえず気になったことは一通りやってきたので、後悔はなく、いろいろやってみてよかったと思っています。
もし金銭的に余裕があるのであれば、気になったことはとりあえずやってみる!というのをお勧めします。
- ジャンル別の**「最低限必要な道具」**を把握できる
- 初期費用を抑える**具体的なセットプラン**を知れる
- アナログとデジタル、それぞれの**初期コスト**を比較できる
【ステップ1】初心者におすすめの「道具(画材)」と初期費用目安
ジャンルが決まっても、「どのブランドのどのモデルを買えばいいか」という疑問は残ります。ここでは、ジャンル別に本当に必要な最低限の道具と、初期費用を抑えるコツを紹介します。
最低限必要なアナログ画材リスト
ジャンルA〜Cの中から、代表的な画材の最低限必要なものをリスト化します。
| 画材 | 用途・選び方のポイント | 費用相場 |
|---|---|---|
| 鉛筆(またはシャーペン) | 芯の硬さはHB〜Bがおすすめ。力を入れず薄く描けるもの。 | 100円〜500円 |
| スケッチブック / ノート | A4〜B5サイズ。描き込みすぎず、気軽に描けるもの。 | 300円〜1,000円 |
| 消しゴム / 練り消し | 練り消しがあれば線画を薄くするのに便利。 | 100円〜300円 |
| 水彩絵具セット(入門用) | 12色程度のセット。固形タイプが片付けが楽で手軽。 | 1,000円〜3,000円 |
私は紙は殆どコピー用紙を使っています。ラフで描いてその後展開していく事になった場合でも扱いやすいからです。
デジタルイラストを始めるのに必要な「3種の神器」とコストシミュレーション
ジャンルDでデジタルイラストを選んだ場合、以下の3つが必須となります。
- デバイス: PC(デスクトップ/ノート)またはタブレット(iPadなど)
- 入力装置: ペンタブレット(板タブ)または液晶ペンタブレット(液タブ)
- ソフト(ペイントソフト): クリスタ(CLIP STUDIO PAINT)、アイビス、Procreate、など
| アイテム | 初心者向けおすすめの選択肢 | 費用目安 |
|---|---|---|
| デバイス | 手持ちのPC/タブレットを活用 | 0円〜 |
| 入力装置 | 1万円前後の板タブ(Wacom Intuosなど) | 8,000円〜15,000円 |
| ソフト | 無料ソフト(MediBang Paintなど) | 0円〜 |
| トータル初期費用(既存デバイス活用の場合) | 8,000円〜 |
CGを始めるならパソコンやipadなどのデバイスは必ず必要です。PCで絵を描き始めたいと思っていても、デバイスがない場合は購入しないといけないので、ややハードルが高いです。(金銭的に余裕があれば別ですが)
板タブは、手元で描きながらPC画面を見て描くため、慣れないと使いにくいです。金銭的に余裕があるなら液タブをおすすめします。それでも紙とは違う描き心地に慣れないと最初のうちは描き辛いと思いますが、慣れていきます。(液タブの表面に張るフィルムもいろいろとあり、紙のような書き心地にしてくれるものもあります)
私は昔、ワコムの液タブを使っていましたが、結構前なので大きくて重くて高くて(笑)大変でした。今はいろいろなところから出ていて、そこまでこだわらなければ液タブも以前に比べて安く購入できるようになりました。
↓は私が今使っている液タブで、中国製ですが不便はありません。(以前ほど使っていないですが)
ワコムの液タブでも、エントリーモデルのWacom Oneなら比較的お安く買えます。↓
板タブでしたらワコムをお勧めします。
サイズや性能など様々ですが、たとえば↓の板タブだとクリスタ2年ライセンス付きです。
- 絵を完成させるための**3ステップ**
- **「心の叫び」**を作品にするための具体的な手順
- 現役クリエイターの**失敗談**から学べる教訓
【ステップ2】絵を描き始めるための具体的な手順(構想から完成まで)
あなたの魂が求める「描きたいもの」が明確になり、ジャンルと道具が決まったら、いよいよ制作です。絵を完成させるまでのプロセスを具体的なステップで解説します。
描き始める前の準備:「テーマ決め」と「資料集め」の重要性
「何を描いたらいいか分からない」と手が止まるのは、この準備段階が不十分だからです。
- テーマ決め: 好きなもの、描きたいもの、伝えたい感情や内側の光など、核となるアイデアを1つ決めます。
- 資料集め: ポーズ、服のシワ、背景、光の当たり方など、描きたいものの実物や参考画像を集めます。資料の有無が、作品の説得力を大きく左右します。

下書き・線画・色塗りの流れ:最初の1枚を完成させるコツ
描く手順は、基本的に「形を把握する(下書き)→ 仕上げる(線画) → 命を吹き込む(色塗り)」という流れです。
- 下書き(ラフ): ざっくりとした構図と形を捉えます。この段階では線が汚くても構いません。
- 線画(クリーンアップ): 下書きの線の上に、主線となる線を丁寧に引きます。デジタルならレイヤーを分けて作業できます。
私は下絵を自分のイメージ通りにするために、納得いくまでかなり修正をすることが多いので、一旦ラフをスキャナで取り込み、PCで作業することも半分ぐらいあります。修正しすぎて紙がボロボロになったり、段々遠ざかってしまうのを避けるためでもあります。便利です。 - 色塗り: ベースの色(アニメ塗り)、影(影色)、ハイライト(光)の順序で色を重ねていきます。
「最初の作品」の失敗談と乗り越え方
Q. 初めて絵を完成させた時の思い出や、どんな失敗があったか
絵を描き始めたばかりの頃(小学生~中学生ぐらい)は同じような絵ばかりを描き、しかも人物だと上半身ラフまででまた次の絵という感じで描いていました。上達を目指すなら、完成まで描くようにします。
私はある時、ちょっと出来に不満がありながらも、1作品を最後まで描き切った時、今までとは違う感覚が湧いてきました。
そこから「作品は完成させる」ということを重要視するようになりました。
あまりうまくできていないなと思ってそこでやめてしまうと、同じことの繰り返しに陥りやすいですが、最後まで完成させると得るものがとても多くあります。
最後まで完成させた達成感もそうですが、見えてくるものが全然違います。ですので、作品はできる限り最後まで完成させてみてください。
Q. 描きたいものと描けるもののギャップに苦しんだとき、どう乗り越えたか
これはプロでも感じることだと思います。私は以前プロの漫画家さんと雑談していて、このことも言っていました。あるあるなお話しです。
描きたいものと描けるものが違うというのには種類があると思います。
誰かの作品を見て、こんな作品を描きたいと思っているのに自分の絵のスタイルは違うと思っているのか、自分が頭の中で描いていたものを実際にかたちにしてみたら全然違うものになったなどです。
誰かの作品にあこがれている場合、どこがどう好きなのかをよく観察して、自分の作品に取り入れてみたり、練習するのも良いですが、この場合自分で知らず知らずのうちに「真似」になってしまうことがあるので注意が必要です。
頭の中に描いていたものと違うものになるというのは私も良くあります。これは最初のうちはとても難しく、なかなか思うようにいかなかったです。最初に描いた時点では曖昧な部分があり、そのまま紙に起こしていくうちに、頭に描いていたものが段々とわからなくなってきてしまいます。頭に描かれた(降りてきた)時点で細かく確認し、細かな部分を文字で箇条書きにし、できる限り最初に描いたものが忠実に再現されるようにしていて、私の場合はチャネリングで降りてきた最初の映像を事細かに確認し、その後ラフを描き始めます。
最初からうまくはいきません。繰り返していくことで段々とつかめてきます。
Q. 初心者が陥りがちな「線が硬い」「色が濁る」といった問題への具体的なアドバイス
これは画材にもよりますが、線が堅いのはなめらかな線画描けるように練習していくしかありません。線がきれいなだけで見栄えが大分変ります。
色が濁るに関しては画材にもよりますが、だいたいはいじりすぎ、色の混ぜすぎが原因です。3色以上混ぜると濁りやすいです。透明水彩などに関しては、いじりすぎると濁りやすいので注意が必要です。

- 絵が劇的に上達する**正しい練習方法**
- **「継続は力なり」**の真意
- 挫折せずに**「楽しさ」を維持する**ための考え方
絵の上達と継続のための「独学のコツ」と練習法
絵を描き始めることよりも難しいのは、それを「継続」し「上達」させることです。ここでは、検索上位記事で共通して言及されていた、効果的な練習方法と継続のコツを紹介します。
絵が劇的に上達する「模写」「クロッキー」の正しいやり方
- 模写(もしゃ): 既存の作品を見て、完全に同じように真似て描く練習です。
- ポイント: 「絵の構造(骨格やパース)」「線の使い方」「色の塗り方」を分析しながら真似ることが重要です。ただ形をなぞるだけでは効果が半減します。
- クロッキー: 短時間(1〜5分)で、目の前にあるモチーフ(人物、動物など)の動きや印象を素早く捉えて描く練習です。
- ポイント: 細部を描くのではなく、「勢い」「バランス」「全体的なシルエット」を瞬時に把握する訓練になります。
モチベーション維持に成功した初心者の「継続ルーティン」
- テーマ: 「継続は力なり」
- 内容: 絵は、すぐに描けるようにはなりません。日々練習ですが、そうなると嫌になってしまうこともあると思います。
私は絵を描くことが好きで、練習しているという気持ちはなく、でも日々何かを描いていました。ちゃんとしたお題や、ルールはないので、落書き程度でも何か描いていると必ず上達してきます。
そして重要なのは、同じものばかりを描かない事です。たとえば女の子ばっかり描く、顔ばっかり描く、目だけ描く、同じ花だけ描くなど…。同じものばかり描いていると、それしか描けなくなってしまい、なかなか先に繋がりません。
上達のためには、「同じモチーフばかりを描き続けないこと」が非常に重要です。視野を広げ、苦手な分野にも挑戦することで、全体的な画力が向上します。
挫折しないために!「楽しさ」を維持する考え方
描く技術以上に大切なのが、絵に対する健全な向き合い方です。
- 結果ではなく過程を楽しむ: 上手い下手ではなく、「この線が引けた!」「この色が表現できた!」という小さな成長に目を向けましょう。
- 休息を取る: 描くことから離れる時間も重要です。他の人の作品を鑑賞したり、好きな映画を見たりして、インプットの時間を確保しましょう。
- 完璧主義を捨てる: 最初から完璧な作品は生まれません。「完成させること」を最優先目標とし、次の作品で改善すれば良いと考えることです。

- 初心者が抱く**よくある疑問**とその答え
- 独学で上達するための**行動指針**
よくある質問(FAQ):絵を始める初心者が抱える疑問
Q. 絵は独学でも上達できますか?
A. はい、可能です。現代はYouTubeやオンライン教材、イラストの描き方サイトが充実しており、独学でプロになる人も珍しくありません。独学の成功の鍵は、「自分のレベルに合った教材を選び、継続的にアウトプットとインプットを繰り返すこと」です。
Q. 絵の練習は何時間すべきですか?
A. 時間の長さより、「毎日少しでも描き続けること」が重要です。毎日5分でも10分でも、手を動かすことで脳と手が慣れていきます。無理をしてモチベーションが下がるくらいなら、短時間で「楽しかった」と感じて終える方が、長期的な上達につながります。
Q. 無料のお絵描きソフトでおすすめはありますか?
A. 初心者には、高機能で日本語サポートも充実している無料ソフトがおすすめです。
- PC/タブレット向け: MediBang Paint(メディバンペイント)
- iPad向け: ibisPaint X(アイビスペイント)
まずはこれらを使って、デジタルで絵を描く感覚を掴んでみましょう。
私がおすすめするクリスタ(CLIP STUDIO PAINT)も、お試し期間もありますし、買い切りや月々の支払でも安いと思うので、おすすめです。今後クリスタなどの使い方記事もアップしていきます。
まとめ:迷ったらまず「自分に合うジャンル」を見つけて小さな一歩を踏み出そう
「絵を描き始める」という決断は、あなたのクリエイティブな世界を大きく広げます。この記事でご紹介したステップを思い出してください。
- 心の声を聞く: なぜ描きたいのか、その本質的な動機を見つける。
- ジャンルを決める: 23種のジャンルから、自分が心から楽しいと感じる表現方法を選ぶ。
- 道具を揃えて描き始める: 失敗を恐れず、構図を考え、とにかく手を動かす。
【最終アクションの指示】
今すぐできることから始めてみましょう。引き出しに眠っている鉛筆とメモ帳で、たった1分でも構いません。今日あなたが描いたその線が、未来の作品の第一歩となります。

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