自分軸とは?簡単に言うと何?他人軸との違いと自分の感覚を取り戻す方法

青空を自由に飛ぶ鳥。自分軸で生きることで得られる自由と軽さのイメージ

こんにちは。岸本葉織です。

心や体がそっと整うようなアートを描いています。

岸本葉織の作品

自分の活動を「スピリチュアルアート」と呼んでいますが、それは特別な力を意味するものではありません。

違和感やズレに気づき、本質を思い出すきっかけになれたらと思っています。

「本質って?」(プロフィールへ)


「最近、なんだか毎日が重たく感じる」「自分のことなのに、何がしたいのかよくわからない」……。そんな風に感じていませんか?

もしあなたが、周囲の期待に応えようと頑張り、気づけば「自分軸」という言葉が遠い存在になっているのなら、この記事がその解決の糸口になります。

自分軸とは、決して「強い意志を持って突き進むこと」ではありません。

もっと静かで、温かい、「自分の感覚を無視しない」という小さな習慣から始まります。

この記事を読み終える頃には、日常の何気ない選択の中で「自分自身の心地よさ」を取り戻す具体的な方法がわかっているはずです。

そもそも「自分軸」とは?強い意志ではなく「感覚」の話

この章のポイント
  • 自分軸は「強い意志」ではなく「自分の感覚」のこと
  • 他人軸で生きるとなぜ疲れてしまうのか
  • 自分軸=わがままという誤解を解く

「自分軸」と聞くと、揺るがない信念や、堂々と意見を言う姿を想像するかもしれません。

しかし、本来の自分軸はもっと身近なものです。

それは、自分の内側から湧き出る「心地よさ」や「違和感」を、思考で打ち消さずに受け止める姿勢のことです。

自分軸=自分の「心地よい」を無視しないこと

自分軸で生きるとは、「自分が今、どう感じているか」というセンサーを大切にすることです。

例えば、外が寒ければコートを着るように、心が「嫌だ」と感じたらそのサインに従ってあげる

このシンプルな積み重ねが、自分軸の正体です。

なぜ「他人軸」だと生きづらいのか?その正体と心理

他人軸とは、自分の外側に「正解」を求めてしまう状態です。

周囲の顔色をうかがい、波風を立てないように振る舞うほど、自分自身のセンサーは鈍っていきます。

結果として、心は空虚になり、どれだけ努力しても満たされない感覚が続いてしまうのです。

他人軸の心理背景:
多くの場合、幼少期からの「いい子でいなきゃ」という思い込みや、周囲との調和を優先しすぎる習慣が原因となっています。

【誤解】自分軸は「わがまま」や「自分勝手」とは違う

「自分軸で生きる=わがまま」と心配する方が多いですが、実際は逆です。

自分の感覚を満たし、心のコップが潤っている人は、他人に対しても寛容になれます。

自分を犠牲にして他人に合わせるのではなく、自分が満たされているからこそ、自然な形で周囲とも調和できるのです。

Haori
Haori

自分軸は、自分を消耗させないための「大切な土台」なんです。

人は、自分の感覚を無視することを繰り返しているうちに、本当は自分のものではない考え方や思い込みまで、自分のもののように抱えるようになることがあります。

「相手に合わせた方がいい」

「自分の気持ちは後回しにした方がいい」

そんな信念や観念を、いつの間にか自分のもののように錯覚して握りしめてしまうことがあります。

でも、自分軸というのは、そうして身につけたものを一度脇に置いて、自分は本当はどう感じているのかを見直していくことだと私は思っています。

自分の感覚を無視しないようになると、心も体も少しずつ無理な緊張が減っていきます。

だから自分軸はわがままではなく、自分を消耗させすぎないための大切な土台なのだと思っています。


あなたは大丈夫?自分の感覚がわからなくなる「無感覚」のサイン

この章のポイント
  • 無意識のうちに自分の感覚を麻痺させていないかチェック
  • 「どっちでもいい」という口癖が持つ本当の意味
  • 「正解」を探す癖に気づく

自分軸を失っている時は、多くの場合、無意識のうちに自分の感覚を「麻痺」させています。

まずは今の自分がどのような状態にあるか、客観的に見つめてみましょう。

口癖が「どっちでもいい」になっていませんか?

ランチのメニュー、休日の予定、あるいは服の色。

何かを聞かれた時に「どっちでもいいよ」と答えるのが癖になっていませんか?

これは、自分の小さな「好き・嫌い」という感覚を放棄してしまっているサインかもしれません。

注意:「どっちでもいい」を繰り返すと、脳が「自分の希望は重要ではない」と判断し、ますます感覚が鈍くなっていくという悪循環に陥るリスクがあります。

実は私自身も、以前はよく「どっちでもいい」と言ってしまう人でした。

母と二人で駅ビルにお昼を食べに行った時のことです。

寿司、天ぷら、スパゲティ、そば、うなぎなど、いろいろなお店が並んでいるのに、母は「どこでもいい」「どこでも同じ」と言います。

それならたまには自分が食べたいものにしたら?と聞いても、やはり「どこでもいい」と言うのです。

実はその頃の私も、「どっちでもいい」と答えることが多く、二人で「どこでもいい」「どっちでもいい」と言い合ってしまい、なかなか決まらないことがよくありました。

子どもの頃、物心がついたばかりの頃は、本当は自分の好き嫌いがあったはずです。

でも、周りに合わせた方が無難だと気づいてから、だんだん「どっちでもいい」と言うことが増えていきました。

そしてそれを繰り返しているうちに、本当に自分の感覚がわからなくなっていったのだと思います。

今では、「どっちでもいい」と言う人を見ると、その人もきっと自分のものではない信念や観念を抱えているのかもしれない、と感じることがあります。

人は育った環境の中で、「相手に合わせた方がいい」「自分の気持ちは後回しにした方がいい」といった考え方を自然と身につけていきます。

それを繰り返しているうちに、いつの間にかそれが自分の考えのように感じてしまうこともあります。

でも、本当はそれが自分の感覚とは限りません。

自分の感覚を取り戻していくというのは、そうした思い込みに気づきながら、本来の自分の感覚を少しずつ思い出していくことなのだと思います。

自分の「好き」よりも「正解」や「普通」を探してしまう時

何かを選択する時、真っ先に「世間一般ではどうだろう?」「普通はどっちを選ぶべきかな?」と考えてしまうのは、他人軸の典型的なパターンです。

正解は外側ではなく、常にあなたの内側にあります。

日常の小さなモヤモヤ:セルフチェック

例えば、こんなことはありませんか?

  • 本当は今日は家でゆっくりしたいのに、誘われると断れずに「行く」と言ってしまう
  • お店で何を選びたいのか自分でもよくわからず、「なんでもいい」と言ってしまう
  • 服を選ぶ時も、「自分が着たいか」より「変に思われないか」を先に考えてしまう
  • 食べたいものよりも、他の人が頼んだものと同じものを選んでしまう(「私も同じので」と言ってしまう)
  • 誰かに「どっちがいい?」と聞かれると、反射的に「どっちでもいいよ」と答えることがよくある
  • 「どっちでもいいよ」と言ったあと、少しだけモヤっとすることがある

こうした小さなことの積み重ねで、自分の感覚よりも周りの基準を優先する癖がついてしまうことがあります。


今日からできる!自分の感覚を取り戻す「小さな選択」の練習

この章のポイント
  • 「3秒」で食事を決める直感トレーニング
  • 「今の自分」が落ち着く場所を優先する
  • 「休む」という許可を自分に出してあげる

自分軸を取り戻すために、人生を大きく変えるような決断は必要ありません。

まずは、日常生活の中の「微細な感覚」に意識を向けることから始めましょう。

「何を食べたいか」を3秒で決めるトレーニング

食事の注文をする時、値段やカロリー、周りが何を頼むかではなく、「今、私の体が一番喜ぶものはどれか?」を直感で選んでみてください。

3秒で決める練習を繰り返すと、直感(=自分軸)の回路が強化されます。

流行の場所より「今の自分が落ち着く場所」を選ぶ

「今流行っているから」「みんなが行っているから」という理由で場所を選ぶのを一度やめてみましょう。

今の自分が本当に求めているのは、賑やかなカフェなのか、静かな公園なのか。

自分の「心地よさ」を最優先して行き先を決めることが、自分軸の第一歩です。

疲れたら「休む」という自分への許可を出す練習

「まだ頑張れる」「やらなきゃいけないことがある」という思考の声を止め、体の「疲れた」という声を優先してください。

5分だけ目を閉じる、少し早く寝る。こうした小さな「休む」の選択が、自分を大切にするという感覚を育てます。

Haori
Haori

「どっちでもいい」と言いそうなとき、「どっちかと言えばどっちがいい?」と自分に聞き続けてみました。

例えば、友達に「どっちのお菓子にする?」と聞かれた時、以前の私は「どっちでもいいよ」と答えることがとても多い人でした。

本当は少し気になるものがあっても、「じゃあ私はこれにする」と言うより、「〇〇ちゃんはどっちがいい?」と相手に任せてしまうことが多かったのです。

でも、ある時から「本当にどっちでもいいのかな?」と自分に問いかけるようにしてみました。

「どっちでもいい」と言いそうになった時に、「でも、どっちかと言えばどっちがいい?」と自分の内側に聞いてみるのです。

最初は本当にわからないことも多かったのですが、少しずつ「今日はこっちがいいかも」という小さな感覚に気づけるようになっていきました。


自分軸を育てるメリットと、変化のプロセス

この章のポイント
  • 決断疲れから解放され、エネルギーが温存される
  • 自分を尊重してくれる人との関係が深まる
  • 「本来の自分」に出会える喜び

感覚を大切にし始めると、外側の世界にも変化が現れます。

それは、無理やり変えようとした結果ではなく、自分の内側が整ったことによる自然な変化です。

決断のストレスが減り、心が軽くなる

自分の「心地よさ」という明確な基準ができると、迷う時間が減ります。

自分で選んだという感覚があるため、後悔することがなくなり、精神的なエネルギーの消耗が劇的に減っていきます。

人間関係が「無理をしない形」に整っていく

自分軸で生きるようになると、不思議とあなたを尊重してくれる人が周りに残るようになります。

無理に合わせる必要がなくなるため、人間関係の疲れから解放され、より深い安心感の中で人と繋がれるようになります。

Haori
Haori

自分の「好き」を素直に選べるようになると、周りとの関係も逆に自然で楽なものに変わっていきました。

自分の感覚を大切にするようになってから、人間関係にも少しずつ変化が起きました。

周りの人から「なんか変わったよね?」と言われることが増えたのです。

でも不思議なことに、「今の方がいいよ」と言ってくれることが多く、以前よりも自然な関係でいられるようになったと感じています。

例えば母からは、「もっと食の趣味が合うと思っていたけど、全然違うね」と言われるようになりました。

今までは「なんでもいい」と言ったり、相手に合わせて選ぶことが多かったため、好みの違いが見えにくかったのだと思います。

でも、自分の感覚を大切にするようになってからは、「私はこれが好き」と自然に選べるようになりました。

すると、お互いの好みの違いも見えるようになり、それぞれの好きなものを尊重して楽しめるようになったのです。

最近では、「私ってこれが好きだったんだな」と、自分の好みに改めて気づくことも増えました。

自分軸というと、人との関係が難しくなるのではないかと思うかもしれません。

でも実際には、自分の感覚を大切にすることで、無理のない関係に少しずつ整っていくのだと感じています。


【FAQ】自分軸に関するよくある悩み・疑問

Q. 周囲との調和を乱してしまいませんか?
A. 自分軸は「自分を大切にする」ことであり、「他人を攻撃する」ことではありません。

あなたが満たされることで、結果として周囲にも穏やかなエネルギーが伝わり、以前より無理のない調和が生まれやすくなります。

Q. 自分の感覚がどうしてもわからない時は?
A. 長年自分を後回しにしてきた場合、感覚が眠っていることがあります。

まずは「今、喉が乾いているかな?」「この椅子、座り心地いいかな?」といった、体レベルの小さな快・不快を確認することから始めてみてください。

迷ったときのヒント:
もし迷った時は、「どちらが正しいか」ではなく、「どちらが少しでも心地よいか」を自分に聞いてみてください。

大きな決断でなくても構いません。

右に行くか左に行くか、どちらを食べるか、どこに座るか。

そんな小さな場面で、「私はどっちの方がいいかな?」と自分に問いかけてみます。

その時、はっきりとした答えが出なくても大丈夫です。

なんとなくでも「こっちの方が少し落ち着く気がする」「こっちの方がいい気がする」と感じる方を選んでみてください。

自分軸というのは、強い意志で人生を決めることではなく、こうした小さな感覚を少しずつ信じてあげることから育っていくものだと思います。


自分軸で生きることで変わった「私の体験談」

Haori
Haori

子どもの頃、「どっちでもいい」という言葉は、自分を守るための精一杯の手段でした。

子どもの頃、私は「どっちがいい?」と聞かれても、あまり自分の意見を言わない子どもでした。

というのも、育ての親だった祖母は少し厳しいところがあり、「どっちがいい?」と聞かれても、実は祖母の中で「こうしてほしい」という答えが決まっていることが多かったのです。

もし違う方を選ぶと、嫌な顔をされたり、少し怒られることもありました。

子どもだった私は、それがとても怖く感じてしまい、だんだんと「どっちでもいい」と答えるようになっていったのです。

そう言えば、相手が望む方を選ぶだろうと思ったからです。

それを繰り返しているうちに、いつの間にか「自分が何が好きなのか」「本当はどちらを選びたいのか」がわからなくなっていきました。

最初は何か感じていたのかもしれません。

でも、それがだんだん普通になり、本当に「どっちでもいい」と思うようになっていったのです。

大人になってから、自分の感覚を大切にするようになって初めて、「私はこれが好きだったんだな」と気づくことが増えてきました。


まとめ:自分軸の始まりは、今この瞬間の「快・不快」から

まとめ

自分軸を育てるために今日からできること

  1. 「どっちでもいい」と言いそうなとき、「どっちかと言えば?」と聞く
     
  2. 直感で3秒以内に選ぶ練習をする
     
  3. 「心地よい・落ち着く」という感覚を最優先にする
     

自分軸とは、立派な人間になるための修行ではありません。

「今、この瞬間の自分が、何を感じているか」を、ただ認めてあげること。

「どっちでもいい」を卒業し、「私はこっちが好き」という小さな声を拾い上げてあげること。

その一歩一歩が、周りの声や思い込みの奥にある、本来のあなたの感覚へと少しずつ戻っていくことにつながっていきます。

今日から、何か一つだけ、自分の感覚に素直に選んでみませんか?

Haori
Haori

大丈夫。「忘れている感覚」は、小さな問いかけで必ず戻ってきます。

もし今、「自分の感覚がよくわからない」と感じていたとしても、大丈夫です。

長いあいだ自分の気持ちを後回しにしてきた人ほど、最初は感覚がわからなくなることがあります。

でも、それは感覚がなくなったわけではなく、ただ少し忘れているだけなのだと思います。

「どっちでもいい」と言いそうになった時に、「でも、どっちかと言えばどっちかな?」と自分に聞いてみる。

そんな小さな問いかけを続けていくうちに、少しずつ自分の感覚が戻ってくることがあります。

自分軸というのは、特別なことをすることではなく、自分の小さな感覚を大切にしてあげることから始まるものなのだと思います。

今日、もし何かを選ぶ場面があったら、ほんの少しだけ自分の心地よさに耳を傾けてみてください。

その小さな一歩が、あなたが本来の自分に戻っていくきっかけになるかもしれません。

自分の感覚を取り戻していくことは、何か別の自分になることではなく、周りの期待や思い込みの奥に隠れてしまった、自分のもともとの感覚を少しずつ思い出していくことなのだと思います。

また、自分の感覚に少しずつ気づけるようになると、不思議と「何か作りたい」「色を使ってみたい」と感じることもあります。

描くことは、言葉にならない感覚をそのまま外に出す、とてもやさしい方法のひとつです。

自律神経を整える「絵を描く」習慣についてはこちらの記事でも紹介しています。

また、絵を描くことを続けていると、内面にも少しずつ変化が起きていきます。

絵を描く効果|なぜか続く人に起きている内面の変化

ABOUT US
Haori
体調不良になってからスピリチュアルな世界に足を踏み入れ、龍や天使の存在、高次の存在を感じはじめ、スピリチュアルアーティストとして活動をはじめる。その後並木良和さんから学ぶようになってから、大きな次元上昇を体験し、周りの人を光へ導くライトワーカーとして活動中