本来の自分に戻るとは?感覚を取り戻し、本来の自分で生きる方法

本来の自分で生きる未来のイメージ|光の道を見つめる女性

「毎日、何かに追われている気がする」

「自分が本当はどうしたいのか、わからなくなってしまった」。

もしあなたが今、そんな息苦しさを感じているのなら、それはあなたがダメだからではなく、単に「本来の自分」から少し距離ができてしまっているだけかもしれません。

前回の記事「本当の自分がわからない」では、自分を見失うメカニズムをお伝えしましたが、今回はそこから一歩進んで、具体的に「どうすれば戻れるのか」をお話しします。


本来の自分に戻るとは、何かに変身することでも、特別な人間になることでもありません。

余計な思考のノイズが静まり、自分本来の「感覚」を取り戻すプロセスです。

この記事を読み終える頃には、大きな変化を追い求める必要はなく、今すぐここで「安心」していいのだということに気づけるはずです。

Table of Contents

「本当の自分がわからない」の先へ。本来の自分を取り戻すとは

「本来の自分とは」何か?──理想の自分との決定的な違い

「本来の自分」と聞くと、キラキラした理想の姿を想像するかもしれません。

しかし、本サイトで定義する本来の自分とは、もっと静かで穏やかなものです。

それは、スキルを身につけた「足し算の自分」ではなく、余計な期待や役割を脱ぎ捨てた「引き算の自分」です。

何かが「できる自分」ではなく、ただ「在る状態」への回帰

私たちは日常、妻として、母として、社会人として「何かができる自分」を評価しがちです。

しかし、本来の自分は、成果や評価とは無関係に、ただそこに存在しているだけで心地よい状態(Being)を指します。

補足:Being(在ること)とDoing(すること)
Doingが「行動や成果」を重視するのに対し、Beingは「自分自身の存在そのもの」を重視する考え方です。

本来の自分に戻るためには、このBeingの感覚を育むことが欠かせません。

前回の振り返り:見失っていたのは「外側の正解」を求めていたから

前回の記事でお伝えしたように、自分を見失うのは「外側の正解」に合わせすぎてしまった結果です。

本当の自分がわからない原因とは?思考を鎮め「感覚」を取り戻す方法

光の中で咲く白い花のイメージ


本来の自分に戻る旅は、その視点を外側から「自分の内側」へと戻す作業でもあります。


私は以前、外側にばかり意識を向け、自分の感覚をほとんど無視して生きていました。

どうしたら人に好かれるか。

どうしたら喜んでもらえるか。

どうしたら必要な存在になれるか。

そんなことばかりが中心で、自分の気持ちを優先することはほとんどありませんでした。

そんな生活を長く続けていたある日、体を壊しました。

最初は理由がわかりませんでしたが、体調を崩し環境が大きく変わったことで、今までどれだけ自分の気持ちや感覚を無視し続けていたのかを思い知りました。

あまりにも長く自分を後回しにしていたせいか、最初は自分の感覚も気持ちもなかなかわからず、戸惑うことも多かったです。

それでも、日常の小さなことから少しずつ自分に意識を向けるようになり、次第に自分の感覚がわかる瞬間が増えていきました。

Haori
Haori

相手のことばかり優先して、自分の「快・不快」さえ麻痺していた時期がありました。

体を壊して初めて、自分を後回しにしすぎていたことに気づいたんです。

なぜ自分を見失うのか?本来の自分から遠ざかる3つの要因

自分を見失う主な要因
  • 社会的役割:周囲の期待に応えようとする「鎧」
  • 思考のノイズ:過去や未来への絶え間ない不安
  • 感覚の麻痺:自律神経の乱れによるセンサーの鈍化

社会的な役割と「期待」という鎧の重なり

私たちは無意識のうちに「いい人」「できる人」という鎧を何枚も着込んでいます。

周囲の期待に応えようとするほど、その鎧は重くなり、中の自分が見えなくなってしまいます。

思考のノイズ:1日6万回の独り言が感覚を麻痺させる

人間は1日に約6万回も思考していると言われます。

その多くは「あんなこと言わなきゃよかった」「明日はどうしよう」といった過去や未来への不安です。

この思考のノイズが、今ここにある純粋な「感覚」を覆い隠してしまいます。

自律神経の乱れと、身体の「快・不快」への無頓着

ストレスが続くと自律神経が乱れ、体は常に緊張状態(戦闘モード)になります。


→ 自律神経を整える習慣|考えすぎな脳を緩めて「自分」に戻るコツ

草の上を裸足で歩く足(感覚を取り戻すイメージ)


すると、自分が「美味しい」「心地よい」「疲れた」と感じるセンサーが鈍くなり、自分を取り戻すきっかけを失ってしまうのです。

注意:感覚の麻痺を放置しないで
「疲れを感じない」のは元気なのではなく、センサーが壊れかけているサインかもしれません。深刻な体調不良に繋がる前に、意識的に自分を休ませる必要があります。

日本には「和を大切にする」という素晴らしい文化があります。

ただその一方で、周囲との調和を優先するあまり、無意識のうちに自分の気持ちや感覚を後回しにしてしまう人も少なくありません。

「みんながそうしているから」

「ここで違うことを言ったら空気を壊してしまうかもしれない」

そんな思いから、本当は少し違和感を感じていても、つい周りに合わせてしまうことがあります。

私自身、海外で長く生活していた経験がありますが、日本に比べて、個人の考え方や個性をそのまま受け入れる空気が少し強いように感じました。

もちろん国や環境によって違いはありますが、日本では特に「みんなと同じであること」が安心につながりやすく、その中で自分の感覚を後回しにしてしまう人も多いのかもしれません。

その結果、

「自分は本当はどうしたいのか」

「自分は何が好きなのか」

そんな基本的なことさえ、わからなくなってしまうこともあります。

だからこそ、意識して自分の感覚に戻る時間がとても大切なのだと思います。

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日本の「和」は素敵ですが、つい空気を読みすぎてしまうことも。

まずは自分の感覚を一番大切にする時間を持ってみてください。

本来の自分に戻るための「引き算」の思考法

この章のポイント
  • 「探す」のではなく「脱ぐ」意識を持つ
  • 「〜すべき」という自動思考を止める
  • 静寂を「自分と再会する場所」として受け入れる

新しい自分を「探す」のではなく、余計なものを「脱ぐ」

本来の自分に戻るために、新しい知識を学ぶ必要はありません。

むしろ、自分を縛っている「〜しなければならない」というルールや、他人からの評価を一枚ずつ脱いでいくイメージを持つことが大切です。

「〜すべき」という思考のスイッチを一度オフにする勇気

「〜すべき」という言葉が出たときは、一旦立ち止まってみてください。

それは本当にあなたの望みでしょうか?

そのスイッチを意識的にオフにすることで、心の余白が生まれます。

静けさは、あなたが自分自身と再会するための場所

思考を止めるのは怖いことかもしれません。

しかし、その静けさの中にこそ、本来のあなたが隠れています。

静寂は空っぽな場所ではなく、あなたが安らぐための神聖な場所なのです。


以前の私は、「何もしない」ということがとても怖いことでした。

頭の中ではいつも

「次はどうするべきか」

「これで大丈夫なのか」

そんな考えが止まらず、何かを考えていないと不安になるような感覚がありました。

もし思考を止めてしまったら、何か大事なことを見落としてしまうのではないか。

人生が止まってしまうのではないか。そんなふうに思っていたからです。


でも実際に、少しずつ「考え続けること」を手放してみると、思っていたような問題は起きませんでした。

むしろ、未来の心配や、過去の後悔で頭がいっぱいだったときよりも、今この瞬間に意識が戻るようになり、心がとても静かになっていきました。

不思議なことに、何かを無理にコントロールしようとするのをやめたとき、物事は自然に流れていくことも多いと感じるようになりました。

それは「何もしない」というよりも、ただ流れに抗わず、今の自分の感覚を信頼してみるような感覚でした。

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「何もしない」が怖かった私ですが、思考を手放してみると、物事は自然に流れていくものだと安心できました。

今日から実践。自分を取り戻すための「感覚」リセット習慣

五感の解像度を上げる:1口目の味、風の冷たさ、服の肌触り

最も簡単な方法は、今この瞬間の「身体感覚」に戻ることです。

  • 食事の1口目だけを全力で味わう
  • 外に出たとき、肌をなでる風の温度を感じる

これだけで、思考の暴走は一時停止します。

ジャーナリング(書く瞑想)で思考を外側に放り出す

頭の中のモヤモヤを、そのまま紙に書き出してみてください。

きれいに書く必要はありません。

思考を外側に出すことで、自分と客観的な距離が取れるようになります。

小さな「好き・心地よい」を、誰にも許可を取らずに選ぶ

「何を食べたいか」「どの靴下を履きたいか」。

そんな小さな選択を自分の感覚だけで決めてみてください。

その積み重ねが、自分への信頼を回復させます。

自分軸で生きる方法|他人に振り回されない感覚の育て方とコツを解説

自分の好きや価値観を書き出す時間。手帳にメモを書く女性


私自身がよく行っている「感覚リセット」の方法をいくつか紹介します。

難しいことをする必要はありません。

大切なのは、頭の中ではなく「今ここ」に意識を戻すことです。


たとえば、今自分がしていることに意識を向けてみます。

お茶を飲んでいるなら味や温度を感じてみる。

歩いているなら、足の裏が地面についている感覚を感じてみる。

もし意識がすぐにそれてしまう場合は、

心の中で実況中継をするのもおすすめです。

「今コップを持っている」

「今お茶を飲んでいる」

そんなふうに自分の行動を言葉にするだけでも、

思考のループから抜けやすくなります。


また、身体の感覚に順番に意識を向けてみるのもとても効果的です。

足の裏の感覚

手のひらの感覚

呼吸の動き

心臓の鼓動

そんなふうに体の一つ一つの感覚を感じていくと、自然と頭の中の思考が静かになっていきます。


深呼吸もとてもシンプルですが大切な方法です。

大きく変化するわけではなくても、一度呼吸を整えるだけで気持ちが切り替わることがあります。


そしてもう一つ、私が大切にしているのが「評価を気にしない表現」です。

落書きでもいいので、誰に見せるわけでもなくただ自分の感覚のままに絵を描いてみる。

そうすると、頭で考えていたときとは違う自分の内側の感覚が自然と戻ってくることがあります。


人によっては、好きな石を眺めたり、パワーストーンを手に持つことで気持ちが落ち着くこともあるでしょう。

私自身は、水晶を眺めていると吸い込まれるような感覚になり、頭の中がとてもクリアになることがあります。

こうした方法はどれも特別なものではありません。

ただ少しだけ意識を「頭」から「感覚」に戻す。

それだけで、本来の自分に戻るきっかけが生まれることがあります。

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日常の小さな感覚に意識を向けるだけで、頭のノイズは静まります。お茶を飲む一口、足の裏の感覚、そんなささやかなところから始めてみてくださいね。

静けさの先に現れる「本来の自分」という感覚

この章の要点
  • 思考が静まると訪れる「根源的な安心感」
  • 本来の自分は「響き」や「感覚」に近い
  • 「失う」ことはなく、常に内側に在り続けている

思考が静まったときに訪れる「しんとした安心感」

思考が静まると、体の中に「しんとした静けさ」が訪れます。

それは、何かが解決したからではなく、「ただここにいていい」という根源的な安心感です。

身体の奥から湧いてくる、言葉にならない「響き」

本来の自分とは、特定の性格や特徴というよりは、一つの「感覚」や「響き」に近いものです。

頭で理解しようとするのではなく、胸のあたりがじわっと温かくなるような感覚を信じてみてください。

スピリチュアルな視点:本来の自分は、常にあなたの中に在り続けている

「本来の自分」は、失われることはありません。

雲に隠れた太陽のように、常にそこに在り続けています。

私たちはただ、その雲(思考)を少しずつ横に避けているだけなのです。


本来の自分に戻ったとき、多くの人は「何か特別なことが起きる」と想像するかもしれません。

しかし実際には、とても静かで自然な感覚です。

私の場合は、少し「一歩下がったような感覚」になります。

それまでは、目の前の出来事や感情に強く入り込み、まるで映画のスクリーンの中に頭を突っ込んでいるような状態でした。

ですが、ふっと力が抜けた瞬間、そのスクリーンから少し離れて、全体を眺めているような感覚になることがあります。

すると、不思議と呼吸が深くなり、体の緊張がゆるみ、周りの世界が少し広く見えるようになります。

それまで必死にコントロールしようとしていた出来事も、「ただ起きていること」として見ることができるようになり、心の中に静かな余白が生まれます。

何か特別な力が手に入るわけではありません。

ただ、少し視点が戻るだけで、自分の内側にあった静けさや安心感に気づくことがあります。

私にとって「本来の自分に戻る」という感覚は、そんなふうに世界を少し引いた場所から眺めることができるようになる状態に近いものです。

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本来の自分に戻ると、映画のスクリーンから一歩引いて眺めるような感覚になります。呼吸が深くなり、世界が広く見えるようになりますよ。

本来の自分に戻ると人生はどう変わるのか

世界はどのように見え始めるのか

本来の自分に戻ると、周囲の顔色を伺う必要がなくなります。

すると不思議なことに、周りとの関係もスムーズになり、景色が今までより鮮やかに感じられるようになります。

表現と創作が始まる予感:内側のエネルギーを外側へ

自分を取り戻したとき、人は自然と「何かを表現したい」という欲求が湧いてきます。

それは必ずしも芸術作品を作ることだけではありません。

料理、仕事、会話、そのすべてが、あなたらしい「表現」へと変わっていくのです。


私自身、絵を描くときも同じような変化を感じています。

以前は、

「どんな絵にしたら評価されるだろう」

「こう描いた方が好まれるのではないか」

そんなふうに、人の反応や評価をどこかで気にしながら描いてしまうことがありました。

ですが、自分の感覚に戻ることを大切にするようになってから、絵の描き方も少しずつ変わっていきました。

人の評価を先に考えるのではなく、自分が本当に描きたいものや、自分の中から自然に出てくる感覚をそのまま表現する。

そうして描いた作品には、そのときの自分の感覚や考え、思いがそのまま現れるようになります。

そして不思議なことに、そうして描いた作品の方が、同じような感覚を求めている人の心に届くことがあります。

どんなに有名な人の作品でも、すべての人に好かれるものはありません。

届く人には届き、届かない人には届かない。

でもその代わりに、あなたの作品を本当に必要としている人も必ずいます。

本来の自分に戻るというのは、特別なことをすることではなく、こうして自分の感覚をそのまま表現できるようになることなのかもしれません。

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評価を気にせず自分の感覚で描いた作品ほど、不思議と同じ感覚を求めている人の心に深く届くようになります。

よくある質問(FAQ)

本来の自分に戻る過程で、孤独を感じることはありますか?

はい、一時的にそう感じることもあります。

今まで合わせてきた人間関係に違和感が出るためです。

しかし、それはあなたが本来の周波数に戻り始めたサインでもあります。

仕事や家庭がある中で、わがままにならないか心配です。

自分を大切にすることは、周囲を蔑ろにすることではありません。

むしろ、あなたが満たされることで、周りに対しても心からの優しさを提供できるようになります。

一度戻っても、またすぐに見失ってしまうのですが……。

それで大丈夫です。見失うたびに「あ、今ズレてるな」と気づいて戻る。

その繰り返し自体が、自分を深く知るプロセスになります。

まとめ:まずは小さな「心地よさ」に還ることから

本来の自分に戻るというのは、特別な能力を身につけることではありません。

少しずつ自分の感覚に戻り、自分らしく生きる感覚を思い出していくプロセスです。


本来の自分に戻る旅は、決して険しい山登りではありません。

今この瞬間の、温かいお茶の香りや、深い呼吸の感覚。

そんな小さな「心地よさ」に還ることからすべてが始まります。

今日からできるスモールステップ
まずは今日、あなたが「あ、これ好きだな」と感じる瞬間を1つだけ、大切に味わってみてください。

ABOUT US
Haori
体調不良になってからスピリチュアルな世界に足を踏み入れ、龍や天使の存在、高次の存在を感じはじめ、スピリチュアルアーティストとして活動をはじめる。その後並木良和さんから学ぶようになってから、大きな次元上昇を体験し、周りの人を光へ導くライトワーカーとして活動中