- 大人の塗り絵に適した色鉛筆の選び方
- 100均の色鉛筆とメーカー品の具体的な違い
- 初心者が最初に買うべきおすすめの色鉛筆と色数
- 仕上がりを格上げする便利な周辺アイテム
こんにちは。岸本葉織です。
心や体がそっと整うようなアートを描いています。

自分の活動を「スピリチュアルアート」と呼んでいますが、それは自分の内側の感覚に耳を澄ませ、本質の声に従って描くアートのことだと感じています。
木陰でひと息つくように、絵を通して少しだけ自分に戻る時間が生まれ、違和感やズレに気づき、本質を思い出すきっかけになれたらと思っています。
「最近、大人の塗り絵を始めたけれど、思うように綺麗に塗れない……」
「100均の色鉛筆では物足りなくなってきた」
と感じていませんか?
せっかくの趣味の時間、道具選びで妥協してしまうと、仕上がりに満足できず挫折してしまう原因にもなりかねません。
実は、大人の塗り絵や本格的な色鉛筆画を楽しむためには、発色・塗り心地・重ね塗りのしやすさが揃った「質の良い色鉛筆」を選ぶことが最も重要な近めるポイントです。
この記事では、「失敗しない色鉛筆の選び方」と、初心者から愛好家まで満足できる「おすすめの色鉛筆」を厳選してご紹介します。
この記事を読めば、あなたの表現力を引き出し、日々の疲れを癒やす最高のパートナーとなる一箱が見つかるはずです。
趣味を楽しく!大人の塗り絵に「専用の色鉛筆」が必要な理由
- 図案の細かい「大人の塗り絵」には高い表現力が求められる
- 100均とメーカー品では、顔料の量と塗り心地が根本的に違う
大人の塗り絵は、子供用の塗り絵に比べて図案が非常に細かく、グラデーションや陰影をつけることで「作品」としての完成度を高める楽しみがあります。
そのため、安価な色鉛筆では太刀打ちできない場面が多く出てきます。
100均や安価な色鉛筆と専門メーカー品の決定的な違い
100均などの安価な色鉛筆は、芯に含まれる「顔料(色の素)」の量が少なく、ワックス成分が多い傾向にあります。
そのため、色が薄く感じたり、紙の上で滑ってしまったりすることがあります。
一方、専門メーカー品は高品質な顔料が凝縮されており、軽い筆圧でも驚くほど鮮やかに発色します。
発色と「重ね塗り」のしやすさが仕上がりを左右する
大人の塗り絵の醍醐味は、複数の色を塗り重ねて深みを出す「重色(かさねぬり)」です。
専門メーカーの色鉛筆は、色が定着しやすいため、3層、4層と塗り重ねても色が濁らず、深みのある美しいグラデーションを作ることが可能です。

実際に同じ塗り絵で100均の色鉛筆とメーカー品を塗り比べてみると、発色の違いはかなり大きく感じました。
100均の色鉛筆は何度か重ね塗りをしても色が淡く、紙の白さが残りやすい印象でした。
力を入れて塗らないとうまく塗れないような感じです。
ムラなく塗るのが少し難しい場合もあるかもしれません。
一方でメーカー品は、軽い力でもしっかり色が出て、2〜3回重ねるだけで深みのある色合いになります。
軽く塗るだけでやわらかい感じで塗ることができ、100均の色鉛筆に比べるとムラになりにくく感じます。
特にグラデーションや影をつける時は、メーカー品のほうが圧倒的に塗りやすく、仕上がりも美しく感じました。
(全ての100均メーカーの色鉛筆を試したわけではありません)
補足:顔料とは?
着色に用いる粉末状の色の素のこと。この質と量が高いほど、色褪せにくく鮮やかな発色になります。
後日比較画像を掲載します。
- 100均はワックスが多く滑りやすいが、メーカー品は顔料が濃く鮮やか
- 重ね塗りの美しさが、作品の完成度を左右する
初心者でも迷わない!色鉛筆選びの3つのチェックポイント

- 「油性」を選べば間違いなし
- 「疲れにくさ」を左右する芯の硬さの選び方
- コスパ最強の「36色セット」のメリット
種類が多すぎて選べないという初心者のために、これだけは押さえておくべき3つの基準を整理しました。
油性か水性か?表現したいスタイルで選ぶ
一般的に「色鉛筆」と言えば「油性色鉛筆」を指します。
- 油性: 塗り心地が滑らかで、重ね塗りに強い。大人の塗り絵の主流。
- 水性: 塗った後を水筆でなぞると水彩画風になる。表現の幅を広げたい方向け。
初心者はまず、扱いやすい「油性」から始めるのが定石です。
芯の硬さは「中硬質〜軟質」が大人の塗り絵には最適
芯が硬すぎると手が疲れやすく、柔らかすぎると細かい部分が潰れてしまいます。
- 硬質: 事務用などに多い。細かい線は得意だが、広い面を塗るには不向き。
- 軟質: プロ仕様に多い。発色が良く、力を使わずにスルスル塗れる。
「疲れにくさ」を重視するなら、少し柔らかめの芯を選ぶのがコツです。
セット数は「36色」が最もコスパと満足度が高い理由
12色では色が足りず、100色以上は使いこなせません。
36色あれば、混色(色を混ぜる)と合わせてほぼ全ての表現が可能になり、かつ持ち運びや収納もスムーズです。

私がいちばん最初に色鉛筆を手にした時は、子供の頃で120色ぐらいあるセットを誕生日プレゼントもらいました。
正直色が多すぎて、全然使いこなせていなかった記憶があります(笑)
ただそれは実家に置きっぱなしで大人になってからは持っていなかったので、
最初はお試しで12色セットを買いました。
でも実際に塗り絵を始めてみると色数が足りず、思ったようなグラデーションが作りにくく感じました。
特に花や空など微妙な色の違いを出したい時に、12色だとちょっと大変な感じです。
混色に関して網羅している場合は別ですが、そうでなければ12色だとちょっと大変かもしれません。
結局あとから買い足すことになってしまうので、24色セットか36色セットをおすすめします。
注意:色数の多すぎに注意
初心者の方がいきなり100色以上のセットを買うと、色の管理が大変になり、かえって手が止まってしまうことがあります。
まずは24〜36色で「色を作る楽しさ」を覚えるのが近道です。
- まずは「油性」の「36色セット」からスタート
- 芯の硬さは、発色の良さと疲れにくさを両立する「軟質」がおすすめ
色鉛筆の種類や塗り方をもっと詳しく知りたい方は、こちらの関連記事も参考になります。
【予算・目的別】大人の塗り絵におすすめの人気色鉛筆ランキング15選
- 国内3大メーカーなら品質・入手性ともに抜群
- 憧れの海外ブランドと、コスパ重視の選択肢
ここでは、国内・海外の主要ブランドから、初心者が手にするべき名作を分類して紹介します。
【定番】初心者がまず手にするべき国内3大メーカー
- 三菱鉛筆 ユニカラー: 日本を代表する逸品。均一な品質と滑らかな塗り心地。
- トンボ鉛筆 色辞典: 自然界の色を再現した美しい色名が特徴。
- ホルベイン アーチスト: プロ御用達。非常に柔らかく、絵画的な表現が得意。
【高品質】表現の幅が広がる!憧れの海外ブランド
- ファーバーカステル ポリクロモス(ドイツ): 世界中のプロが愛用。芯が強く、重ね塗りの美しさは唯一無二。
- カランダッシュ パブロ(スイス): 最高級の顔料を使用。光に強く、作品が色褪せにくい。
【高コスパ】低予算でも質に妥協したくない人向け
- サンフォード プリズマカラー: 非常に柔らかく、ベタ塗りが得意。

ファーバーカステル ポリクロモスやカランダッシュ パブロなどは確かに良い色鉛筆ではありますが、いきなりこういった高級色鉛筆を購入するのはハードルが高いです。
初心者の方におすすめしたいのは、三菱鉛筆 No.888やファーバーカステル(赤缶)、トンボ鉛筆の色辞典などです。
初心者さんでも価格もお手頃で始めやすく、文房具店でもバラ売りされていることが多いため、よく使う色だけ後から買い足せるのも大きなメリットです。
実際に使ってみると、持った時に手になじみやすく、長時間塗っていても疲れにくいと感じました。
芯もほどよく柔らかく、削った時に折れにくいので初心者でも扱いやすいです。
軽い力でしっかり発色してくれるため、大人の塗り絵にもとても向いていると感じています。
初心者は、まず三菱鉛筆 No.888 のような始めやすい定番色鉛筆からスタートし、より発色や表現力を求めたくなったらユニカラーへステップアップするのもおすすめです。
補足:単色購入の可否
国内メーカー品は、大きな文房具店なら1本単位で買い足せることが多いです。
海外ブランドは画材専門店でないとバラ売りがない場合があるため、事前に確認しておくと安心です。
- 初心者は手に入りやすく品質が安定した「三菱鉛筆 」が最適
- 本格的に極めたいなら「ファーバーカステル ポリクロモス」を検討
実際に塗って検証!価格帯による「塗り心地」と「発色」の比較分析
- 高品質な色鉛筆がグラデーションをいかに楽にするか
- ストレスをなくす「芯の強度」の大切さ
スペック表だけではわからない、実際の「使い心地」を分析します。
グラデーションの作りやすさを徹底比較
安価なものは境目が目立ちやすいですが、高品質なものは色が紙に馴染むため、指や擦筆を使わなくても滑らかなグラデーションが作れます。
細かい図案でもはみ出さない!芯の強度と描きやすさ
大人の塗り絵は1mm以下の細かい隙間を塗ることもあります。
「芯の折れにくさ」は、集中力を切らさないための重要な要素です。
後日画像を掲載します
無料ダウンロード|色鉛筆の塗り心地を試せる塗り絵線画
▼ここで実際に塗り心地を試してみたい方のために、無料で使える塗り絵線画をご用意しました

下の画像を保存して、ご自宅の色鉛筆でぜひ塗り比べてみてください。
100均の色鉛筆とメーカー品で塗り比べると、発色や重ね塗りの違いがとてもわかりやすいです。
検証結果のまとめ
筆圧をかけずに塗れる色鉛筆ほど、紙を傷めず、何度も色を重ねて深みを出せることがわかりました。
色鉛筆と一緒に揃えたい!大人の塗り絵を格上げする周辺アイテム
- 作品のクオリティを左右する「消し方」と「削り方」
道具を揃えることで、効率と仕上がりが格段にアップします。
- 専用鉛筆削り: 芯の無駄削りを防ぎ、理想の角度に削れます。
- 練り消しゴム: 色を少しだけ薄くしたり、ハイライトを入れたりするのに必須。
- 白の色鉛筆: 色の境目を馴染ませる「ブレンダー」として活躍します。

私が手放せないと感じているのは、練り消しゴムです。
普通の消しゴムよりも紙を傷めにくく、少しだけ色を薄くしたい時やハイライトを入れたい時にとても便利です。
塗り絵の仕上がりがぐっときれいになるので、一緒に揃えておくとおすすめです。
色鉛筆用の消しゴムもおすすめです。

- 「練り消しゴム」は大人の塗り絵の表現力を広げる必須アイテム
- 色鉛筆専用の消しゴムや削り器で、道具を大切に使う
よくある質問(FAQ)
バラ売り(単色買い)ができるメーカーはどれ?
三菱、トンボ、ファーバーカステル、ホルベインなどは主要な画材店で1本から購入可能です。
よく使う「肌色」や「背景の空色」だけを補充できるのは大きなメリットです。
絵を描く趣味にもそのまま使えますか?
もちろんです!
大人の塗り絵に向く色鉛筆は、発色と重ね塗りに優れているため、ペットの似顔絵や風景画など、ゼロから描く趣味にもそのまま転用できる汎用性があります。
子供用のお下がりでも大人の塗り絵は楽しめますか?
楽しめますが、細かい部分の描写や「色を混ぜる」作業でストレスを感じることが多いかもしれません。
まずは、よく使う色だけ1〜2本専門メーカー品を買い足して、違いを体感してみることをおすすめします。

なお、比較写真や実際のグラデーションの画像については、後日あらためて追加予定です。
実際の使用感がより伝わるよう、写真付きで詳しくご紹介していきます。
まとめ:自分にぴったりの一箱で、心豊かな塗り絵時間を

- 初心者は、まず三菱鉛筆 No.888 などの手に取りやすい定番色鉛筆から始めると、無理なく楽しみやすいです。
- 100均との違いは、一度体験すると戻れないほどの感動がある
- 練り消しなどの小物も、作品を格上げする大切なパートナー
色鉛筆選びで大切なのは、価格の安さよりも「自分が塗っていて楽しいと感じるか」です。
初心者はまず36色セットの油性色鉛筆、特に国内メーカーの定番品から入ることで、失敗なく趣味をスタートできます。

色鉛筆は、ほんの少し道具を変えるだけで驚くほど描きやすさが変わります。
最初の一箱が、自分の「描く楽しさ」を広げてくれるきっかけになることもあります。
ぜひあなたにぴったりの色鉛筆を見つけて、心がほっとする塗り絵時間を楽しんでください。
色鉛筆で塗る楽しさから、もっと自由に描く趣味へ広げたい方は、こちらの記事もぜひご覧ください。














