こんにちは。岸本葉織です。
心や体がそっと整うようなアートを描いています。

自分の活動を「スピリチュアルアート」と呼んでいますが、それは自分の内側の感覚に耳を澄ませ、本質の声に従って描くアートのことだと感じています。
木陰でひと息つくように、絵を通して少しだけ自分に戻る時間が生まれ、違和感やズレに気づき、本質を思い出すきっかけになれたらと思っています。
「なんだか、いつも誰かの顔色をうかがって疲れてしまう」
「自分のやりたいことが何なのか、わからなくなってしまった」
もし今、あなたがそんな風に感じているのなら、それはあなたが「自分」という中心から少し離れ、誰かの海を一生懸命に泳いでいるサインかもしれません。
この記事では、自分軸と他人軸の違いを整理し、今のあなたの心の状態にそっと触れるための診断をお届けします。
読み終える頃には、無理に自分を変えようとするのではなく、ふっと肩の力が抜けて「あ、ここが私の居場所だった」と思い出せるような、そんな穏やかな時間をご一緒できれば幸いです。
自分軸とは?他人軸とは?心を守るための基礎知識

- 自分軸・他人軸の基本的な定義
- 今の自分の「心の重心」への気づき
まず最初に、自分軸と他人軸という言葉の意味をシンプルに整理しておきましょう。
自分軸とは、自分の心に嘘をつかない生き方のこと。
他人軸とは、誰かの正解を自分の正解にしてしまう状態を指します。
自分軸とは「自分の感情や価値観」を基準に物事を選択する生き方のことで、他人軸とは「周囲の期待や世間の正解」を優先して自分を後回しにする状態を指します。
どちらが良い悪いという二極化ではなく、今の自分の「心の重心」がどこにあるかに気づくことが、心地よい毎日を取り戻すための大切な入り口となります。

自分軸は「自分の足で大地に立っている感覚」、他人軸は「人に寄りかかっている感覚」。そう捉えると、今の自分の状態が少しイメージしやすくなるかもしれません。
自分軸は自分の内側に意識を向け、自分の感覚に従って進んでいくこと。
他人軸は自分の外側にばかり意識を向け、他人の顔色や言動、周りにどう思われるかに意識を向けてしまい、自分に意識を向けられていない状態です。
自分軸:意識が「内」に向いている状態
他人軸:意識が「外」に向いている状態
はじめに|「自分軸」と「他人軸」の間で揺れているあなたへ

- 他人軸になってしまう「優しさ」の背景
- 自分を見失うことの苦しさとそのサイン
私たちは毎日、たくさんの選択をしています。
今日着る服、ランチのメニュー、仕事の進め方。
そのひとつひとつが、実はあなたの「軸」と深く関わっています。
他人軸で生きていると、自分の外側に答えを探し続けてしまうため、どうしても心が乾きやすくなります。
けれど、それはあなたが決して「弱い」からではありません。
むしろ、周囲を気遣い、調和を大切にしようとした「優しさ」の裏返しでもあるのです。

私も以前は、超他人軸でした。
しかも幼少期からだったので、そのことに気づくこともなく、それが当たり前として生きてきてしまっていたのです。
そんなお話を少し書きます。
私は以前、常に周りの目を気にして生きていました。
これをしたら人にどう思われるだろうか。
親にどう思われるだろうか。
友だちにどう思われるだろうか。
そこに「自分はどう思うか」という選択肢は、ありませんでした。
それがいつの間にか当たり前になっていて、自分の中に何かが少しずつ溜まっていくような感覚にも、気づくことができなくなっていました。
大人の顔色をうかがい、相手を怒らせないようにするにはどうすればいいか。
どうすれば、よく思ってもらえるか。
そんなことばかりを考えていたある日、私は体を壊しました。
そしてその時、気づいたのです。
私はもう、自分が何を好きで、何が嫌いなのかすら、わからなくなっていたことに。
まるで、自分がどこにいるのか分からないまま、ただ周りに合わせて動いているような感覚でした。
【論理】言葉で整理する自分軸と他人軸の意味と違い

- 「羅針盤」と「波」に例える軸の違い
- 日常の選択に現れる自分軸と他人軸の具体例
まずは、頭の中を少しだけ整理してみましょう。
「自分軸」と「他人軸」という言葉の輪郭をはっきりさせることで、今のモヤモヤに名前をつけることができます。
特に、自分軸 他人軸 違いを客観的に知ることは、今の苦しさを手放し、自分を取り戻すための大きな助けになります。
自分軸とは自分の心の声を羅針盤にすること
自分軸とは、わがままに振る舞うことではありません。
「私はこれが好き」「私はこうしたい」という自分の内側の感覚を信頼し、それを選択の基準にすることです。
まるで、嵐の海でも自分が行くべき方向を指し示してくれる「心の羅針盤」を持っているような状態です。
他人軸とは誰かの期待という波に身を任せること
他人軸は、基準が常に「外側」にあります。
「普通はこうするべき」「あの人に嫌われたくない」という思いが強くなりすぎて、自分の船を誰かに操縦させているような感覚です。
目的地が自分のものではないので、どれだけ頑張っても達成感が得られにくいのが特徴です。
決定的な違いは判断の基準がどこにあるか
自分軸と他人軸の最大の違いは、「最後に誰が納得しているか」です。
- 自分軸:結果がどうあれ、自分で選んだから納得できる。
- 他人軸:うまくいっても「これで正解だったのか?」と不安になり、失敗すると誰かのせいにしてしまいたくなる。
日常の選択のちがい
- 飲み会に誘われたとき
・他人軸:断ったら悪いかなと思って引き受けてしまう
・自分軸:自分の感覚を大切にして断る
- レストランに行ったとき
・他人軸:相手に合わせて同じものを注文する
・自分軸:自分が今一番食べたいものを選ぶ
このように、自分軸と他人軸の違いは、特別な場面ではなく、日常の中の小さな選択にあらわれます。
自分軸: 自分で選んだから納得できる。
他人軸: 「これで正解だったのか?」と不安が残る。
【感覚】今のあなたの心の音に耳を澄ます3分診断

言葉での理解ができたら、次はあなたの「感覚」にアクセスしてみましょう。
正解を出すためのテストではなく、今のあなたの心の温度を測るような気持ちで眺めてみてください。
チェックリスト:Yes/Noではなく今の感じに触れてみる
これから挙げる項目は、正解を決めるためのものではありません。今のあなたの心の温度を、ただ静かに感じてみてください。
以下の項目を読んで、あなたの心が「あ、これ今の私かも」と微かに揺れるものはありますか?
- [ ] 買い物をするとき、自分が好きかより「人にどう思われるか」が気になる
- [ ] SNSで誰かの充実した生活を見ると、自分の日常が急に色褪せて見える
- [ ] 頼まれごとを断ると、まるで悪いことをしたような罪悪感がある
- [ ] 「本当はどうしたい?」と聞かれると、言葉が詰まってしまう
- [ ] 常に「何かしなきゃ」と焦っていて、何もしない時間が怖い
もし「自分がどうしたいのかわからない」と感じている方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
どちらが正解でもない。今はただ偏りに気づくだけでいい
チェックが多くついたからといって、自分を責める必要はありません。
私たちは人間ですから、時には他人軸に寄ってしまうこともあります。
大切なのは「あ、今私は他人軸に偏っているな」と、鏡を見るようにただ気づくことです。
他人軸はあなたが誰かを大切にしようとした優しさの跡
あなたが他人軸で生きてきたのは、周りの人を悲しませたくなかったからではないでしょうか。
その優しさを、今度は少しだけ「自分」に向けてあげてください。

体や心が出している「ズレている」サインに気づくことが、自分に戻るためのとても大切な第一歩になります。
胸のザワザワや違和感を、無視せずに拾ってあげてくださいね。
他人軸に寄っているとき、私たちの体や心は、とてもわかりやすいサインを出しています。
なんとなく心地よくない感じがしたり、胸のあたりがざわざわしたり、言葉にできない「嫌な感じ」や「苦しさ」を感じることがあります。
無理に言葉にしようとすると難しいのですが、どこか「ズレている」ような感覚です。
私はこの感覚を感じたとき、「あ、今ズレてるな」と気づくようにしています。
その小さな気づきが、自分に戻るための、とても大切なサインになります。
【気づき】自分軸をめぐる誤解と本当の心地よさ

自分軸で生きることはわがままではない理由
「自分軸で生きると、周りに迷惑をかけるのでは?」という不安を抱く方がいます。
しかし、本当の意味で自分軸を持っている人は、自分の価値観を大切にするのと同じように、他人の価値観も尊重できます。
お互いの軸を認め合うことで、むしろ人間関係は風通しが良くなります。
自分軸で生きることは、周囲を無視する「わがまま」とは異なります。
自分を尊重できるからこそ、他人の軸も大切にできるようになるのです。
なぜ私たちは無意識の洗濯機のように他人軸に呑まれるのか

頭の中が「脳内洗濯機」のようになっている時は、一度その感情から距離を置いてみましょう。
そのやり方は1つではないので、あなたが思うやり方で、あなたが一番良いと感じられる方法でいいのです。
現代社会は情報の洪水です。
放っておくと、他人の正解が自分の頭の中に流れ込み、グルグルとかき混ぜられてしまいます。
そのままにしていると、頭の中でそれらがぐるぐると回り続け、まるで「脳内洗濯機」のような状態になります。
今日あった出来事や、誰かに言われた一言が、時間差で何度も浮かんできて、そのたびに同じ感情を繰り返し味わってしまう。
それはまるで、心の引き出しから、嫌な記憶を何度も取り出しては、もう一度抱きしめ直しているような状態です。
でも、本来それらは、何度も繰り返すためにあるものではなく、ただ一度「感じて、流していくもの」です。
わざわざ流れをせき止めて、いつまでも握りしめてしまうのを辞めていきます。
そんな時に大切なのは、今の自分からほんの少しだけ距離をとること。
深呼吸をして、自分の内側に意識を戻しながら、「私は今、こう感じているんだな」と静かに認めてあげる。
ここで手放すのは、出来事そのものや相手ではなく、今自分が感じている感情や体感です。
このプロセスは、スピリチュアルの視点では「統合」と呼ばれることもあります。
そして、もし今まさに何かに巻き込まれている最中であれば、自分の周りに「膜」や「ドーム」があるようにイメージしてみてください。
たとえば人混みにいる時で重たい感じがする時、その場の空気に飲まれそうになった時など。
今いる空間上空に薄い膜があると感じて、その膜を「しっかりと突き抜ける」イメージをします。
ただ外側を意識するだけではなく、自分の意識ごと、その膜の外へ突き抜けて出ていく感覚。
ドームの内側から外へ、そしてさらに少し上へと抜けていくように。
そこから今いる場所を見下ろすような位置に立つと、さっきまで自分を包んでいた重たい空気から、ふっと距離が生まれるのを感じられるかもしれません。
この「ちゃんと外に出る感覚」を持つことで、巻き込まれていた状態から抜けやすくなります。
この小さな「離れる感覚」を持つことが、脳内洗濯機を止め、心の引き出しを静かに閉じていく第一歩になります。
やればやるほど、この「抜ける感覚」は自然と身についていきます。
【実践】他人軸からそっと自分軸へと重心を戻す方法

思考のノイズを止め心の引き出しを整理する
まずは、外側からの情報を遮断する時間を持ちましょう。
ほんの数分、スマホを置いて目を閉じる。
それだけで、心の水面が静まり、底にある自分の声が見えやすくなります。
1日5分自分の快・不快をジャッジせずに味わう練習
「これが正しい」ではなく「私はこれが心地よい」と感じるものを探します。
お気に入りのカップで淹れたお茶の香りを嗅ぐ、好きな色のペンでノートを埋める。
そんな小さな「快」の積み重ねが、あなたの軸を太くしていきます。
よくある質問(FAQ)
まとめ|自分軸とは世界と優しくつながり直すためのお守り

- 「自分の位置(100の位置)」に戻るイメージを持つ
- 評価ではなく「自分がどう感じるか」に意識を向ける
- 小さな「戻る」を積み重ねていく
自分軸で生きるということは、自分を特別な存在に仕立て上げることではありません。
ただ、ありのままの自分に「いいよ」と言ってあげて、自分の足で大地を踏みしめる感覚を取り戻すことです。
あなたが自分を愛でる時、あなたの周りの世界も少しずつ優しく変わっていきます。

大きく変わろうとしなくても大丈夫。
スクリーンから一歩下がって「自分の位置」に戻る。
その小さな繰り返しが、あなたという軸を自然に整えていってくれます。
私が日常の中で大切にしているのは、「自分の位置に戻る」ことです。
気づくと私たちは、目の前の出来事や誰かの反応に引き込まれて、まるでスクリーンの中に入り込むように、自分の軸から離れてしまうことがあります。
そんな時は、一度目を閉じて、自分が安心できる場所や、好きな人のことを思い浮かべます。
そして、そこから「自分の中心に戻る」ような感覚を持つ。
スピリチュアルな表現になりますが、私はこれを「少し後ろの位置(100の位置)」に戻るようなイメージで捉えています。
スクリーンに引き込まれそうになったら、「あ、今入りかけているな」と気づいて、その都度この位置に戻る。
それを何度も繰り返していくうちに、少しずつ「自分の軸に立っている感覚」がわかるようになってきます。
また、好きなことをする時間も、自分軸に戻るための大切な時間です。
ただしその時に、「どう思われるか」「どう評価されるか」ではなく、純粋に「自分がどう感じるか」に意識を向けること。
それだけで、少しずつ自分の中心に戻っていくことができます。
大きく変えようとしなくても、こうした小さな「戻る」を繰り返すことで、自然と自分軸は整っていきます。













