こんにちは。岸本葉織です。
見るたびに心が整い、自分らしさを思い出せるようなアートを描いています。

私にとってスピリチュアルアートとは、自分の内側の感覚に耳を澄ませ、本質の声に従って描く作品です。
そうして生まれた作品は、ズレや違和感に気づき、内面を整え、自分らしさを思い出していく力を持つものだと感じています。
五芒星という形を見たことはありますか?
一筆書きで描ける星の形で、アクセサリーやお守り、スピリチュアルなシンボル、魔除けのマークとして使われています。
ぱっと見ると、ただの星の形にも見えますよね。
でも五芒星は、古くから調和・保護・魔除け・バランスを象徴する、特別な形として大切にされてきました。
スピリチュアルな世界では、五芒星は自然界の5つの要素や、人間の身体、エネルギーのバランスとつながる形です。
また、陰陽道や安倍晴明の印としても知られていて、日本でもなじみ深いシンボルです。
- 5つの角を持つ星型。調和・保護・魔除け・バランスの象徴
- 効果は、魔除け・保護・浄化・心身のバランス・自分の中心に戻ること
- 日本では、陰陽五行(木・火・土・金・水)を表す。安倍晴明の「晴明桔梗」
- 使い方は、お守り・アクセサリー・紙に描く・瞑想・空間の浄化・願い事
- お守りや魔除けには、頂点が上を向いた通常の五芒星が安心
この記事では、五芒星の意味や効果、魔除けとしての使い方、描き方、六芒星との違い、逆五芒星についてお話しします。
五芒星とは?

五芒星とは、5つの角を持つ星型の図形です。
英語では「ペンタグラム」、円で囲まれた五芒星は「ペンタクル」と呼ばれます。
五芒星は、一筆書きで描ける形です。
始点から線をつなげていくと、途中で途切れることなく、ひとつの星が完成します。
この「途切れない形」から、五芒星は古くから守護・結界・調和・完全性を表す形として扱われてきました。
スピリチュアルなシンボルはもちろん、魔除けやお守り、占星術、魔術、宗教的な象徴、陰陽道など、さまざまな分野で大切にされてきた形です。
五芒星のスピリチュアルな意味
五芒星のスピリチュアルな意味は、主に調和・保護・浄化・バランス・自己統合です。
五芒星は、ただ「星の形だからかわいい」というだけの形ではありません。
5つの点がバランスよく結ばれていることから、エネルギーを整え、乱れたものを調和へ戻す象徴とされています。
私は、五芒星は「外側に広がっていく星」というより、中心に向かってエネルギーを整える形だと感じています。
バラバラになっていたものを、中心に戻していく。
乱れていたものを、ひとつの形として整えていく。
そんなイメージです。

五芒星って、形としてとても安定感がありますよね。
ただ可愛い星というより、見ていると中心に意識が戻るような、不思議な整い方を感じます。
スピリチュアルなシンボルとして長く使われてきたのも、すごくわかる気がします。
五芒星と5つの要素

五芒星は、自然界の5つの要素を表すシンボルです。
西洋の考え方では、火・水・風・土・霊(スピリット)の5つです。
火は情熱や行動。
水は感情や癒し。
風は思考や情報。
土は安定や現実。
霊は、すべてを統合する意識や魂。
この5つがバランスよく結ばれている形が、五芒星です。
そのため五芒星は、自然界の力を整え、心・体・魂のバランスを取るシンボルとして見られてきました。
どれかひとつだけが強すぎると、バランスは崩れます。
行動ばかりでは疲れてしまい、感情だけに流されると苦しくなります。現実ばかり見すぎると心が固くなり、スピリチュアルに偏りすぎると地に足がつかなくなります。
五芒星は、そうしたさまざまな要素を調和させ、中心に戻すための形です。
五芒星と人間の形
五芒星は、人間の形とも重なります。
頭、両手、両足を広げた姿をイメージすると、五芒星の形になります。
そのため五芒星は、人間そのもの・生命・身体と魂のバランスを象徴する形とされてきました。古代ギリシャのピタゴラス派でも、調和や完全性の象徴として大切にされていました。
人間は、体だけでも、心だけでも、魂だけでもありません。
体、心、感情、思考、魂。いろいろな要素が重なって、ひとりの人間として存在しています。
五芒星は、そうした自分自身のバランスを思い出させてくれる形です。
「最近、心と体のバランスが崩れている」
「考えすぎて、自分の中心からズレている」
「現実の忙しさに流されて、自分の感覚を忘れている」
そんな時に五芒星が気になるなら、自分の中心に戻るタイミングです。
五芒星が魔除けや保護のシンボルとされる理由

五芒星は、古くから魔除けや保護のシンボルとして使われてきました。
五芒星の形には、エネルギーを整え、外側から入ってくる不要なものを防ぐ意味があります。
そのため、アクセサリーやお守り、護符、結界のシンボルとして使われます。
「魔除け」と聞くと、少し怖いものを想像するかもしれません。
でも、魔除けは「悪いものと戦う」というより、自分のエネルギーを整えて、不要な影響を受けにくくすることに近いものです。
部屋を掃除すると気持ちがすっきりするように、五芒星は、自分の周りのエネルギーを整えるシンボルとして使われてきました。

魔除けという言葉だけを見ると、ちょっと怖く感じるかもしれません。
でも私は、魔除けは「怖いものを遠ざける」というより、自分の軸を整えて、余計なものに振り回されにくくすることだと感じています。
五芒星は、そういう意味でとても心強い形ですよね!
五芒星の効果とは?

五芒星には、スピリチュアル的に、次のような効果があります。
- 魔除け
- 保護
- 浄化
- 心身のバランスを整える
- エネルギーの調和
- 自分の中心に戻る
- 直感を整える
- 願い事や意図を明確にするサポート
- 前向きなエネルギーを呼び込む
五芒星は、古くからお守りや結界、護符として使われてきたシンボルです。
アクセサリーやお守りとして身につけることで、守られている安心感を得られ、自分のエネルギーを整えやすくなります。
私は、五芒星は「強く守る」というより、中心を整えて、余計なものに振り回されにくくしてくれる形だと感じています。
何か新しいことを始めたい時、自分の軸をしっかり持ちたい時、不要な影響を受けたくない時に、五芒星の形は心強いサポートになってくれます。
願い事をする時にも、五芒星は意図をはっきりさせるサポートになります。
ただ願うだけでなく、こんなふうに意識を向けてみてください。
「私はこの方向へ進みたい」
「私はこの願いを大切にしたい」
「私はこのエネルギーを受け取ります」
願いに対する自分の軸が整いやすくなります。
五芒星は、ただの飾りではありません。自分を守り、整え、前へ進む意識を思い出させてくれるシンボルです。
五芒星を日常に取り入れる方法

五芒星は、日常の中にも取り入れやすいシンボルです。
難しい儀式をしなくても、自分が心地よい範囲で使えば大丈夫です。
アクセサリーやお守りとして持つ
五芒星のネックレスやブレスレット、チャームなどを身につける方法です。
五芒星は、魔除けや保護、調和のシンボルとして古くから大切にされてきた形なので、お守りのように身につける方も多いです。
ふと目に入った時に安心感を得られたり、「私は守られている」「自分の中心に戻ろう」と思い出すきっかけになります。
五芒星の形に惹かれる時は、自分のエネルギーを整えたい時、不要な影響を受けにくくしたい時です。
魔除けや保護の意味で持つ場合は、意図を込めて身につけるのがおすすめです。
「私は守られています」
「私は自分の軸に戻ります」
「不要な影響を受け取りません」
五芒星の描き方(一筆書き)
五芒星は、一筆書きで描けます。
頂点が上を向くように、次の順番で描いてみてください。
- 左下の点から、頂点(一番上)へ線を引く
- 頂点から、右下の点へ引く
- 右下から、左上の点へ引く
- 左上から、右上の点へ、真横に引く
- 右上から、最初の左下の点へ戻って閉じる
先に円を描いて、5つの点を等間隔に打ってから結ぶと、きれいに描けます。
最初の点に戻って線を閉じると、途切れない、ひとつの形が完成します。
紙に描いて持ち歩く
五芒星を紙に描いて、手帳や財布に入れておくのも、シンプルな方法です。
自分で描くことで、より意識が入りやすくなります。きれいに描けなくても大丈夫です。大切なのは、形の完璧さより、どんな気持ちで描くかです。
自分を守るため。
気持ちを整えるため。
願いを思い出すため。
そうした意図を込めて描いてみてください。
瞑想やリラックスタイムに使う
五芒星を見ながら、ゆっくり呼吸をするのもおすすめです。
紙に描いた五芒星や、スマホの画像、アクセサリーなどを見ながら、深呼吸します。
五芒星の中心に意識を向けて、心の中でこう唱えてみてください。
「私は整っています」
「私は自分の中心に戻ります」
「私は安心してここにいます」
瞑想が苦手な方は、ただ眺めながら深呼吸するだけでも十分です。
空間の浄化に使う
部屋のエネルギーを整えたい時に、五芒星をイメージする方法もあります。
掃除のあとに、部屋の中心に五芒星が光っているイメージをする。玄関や窓の近くで、空中に指で小さく五芒星を描く。
そんな簡単な方法でも、空間と自分の意識が整いやすくなります。
願い事や意図を整える
五芒星は、願い事や意図を明確にしたい時にも使えます。
紙に五芒星を描き、その中心に願いや目標を書いてみましょう。五芒星は、古くからエネルギーを整え、守り、願いを届けるシンボルとしても使われてきました。
前向きな言葉を添えるのもおすすめです。
「私はこの願いを大切にします」
「私は必要な流れを受け取ります」
「私は自分に合った形で願いを実現していきます」
五芒星は、願いに向かう自分のエネルギーを整え、後押ししてくれるシンボルです。

シンボルの力も大切ですが、そこにどんな気持ちを込めるかも大事なんですよね。
自分が安心できる使い方を選んでみてください。
五芒星と六芒星の違い

五芒星とよく一緒に語られるものに、六芒星があります。
六芒星は、2つの三角形を重ねた形で、「ダビデの星」と呼ばれることもあります。五芒星が5つの点を持つのに対し、六芒星は6つの点を持つ星です。
スピリチュアルな意味では、五芒星は人間・個人・内側のバランスを象徴することが多いです。
一方で六芒星は、天と地・陰と陽・宇宙全体の調和を象徴します。
簡単に言うと、こうです。
五芒星は、自分自身の中心を整える形。
六芒星は、天と地、宇宙と自分との調和を表す形。
解釈は文化や流派によっても違いますが、どちらにも共通しているのは「調和」と「バランス」というテーマです。
五芒星に惹かれる時は、自分の内側を整えたい時。六芒星に惹かれる時は、もっと大きな流れや宇宙との調和を感じたい時です。
五芒星の歴史と安倍晴明

五芒星は、とても古くから使われてきた形です。
古代メソポタミアやギリシャ、ヨーロッパの宗教・魔術・哲学の中で、さまざまな意味を持つシンボルとして扱われてきました。中世ヨーロッパでは、神聖な印として見られた時代もあります。
魔術や錬金術の世界では、知恵や保護、結界の象徴として使われました。
陰陽道の五芒星と「五行」
日本で五芒星といえば、陰陽師・安倍晴明を思い浮かべる方も多いと思います。
安倍晴明の印として知られる「晴明桔梗」は、五芒星の形をしています。
京都の晴明神社では、この五芒星が神紋として使われています。
日本の陰陽道では、五芒星の5つの角は、「五行」を表します。
木・火・土・金・水
この5つは、世の中のあらゆるものを形づくる5つの働きとされています。
先ほどの西洋の5つの要素(火・水・風・土・霊)とは、少し違う考え方です。
でも、「5つの要素がバランスよく結ばれて、調和をつくる」という意味は、東洋でも西洋でも共通しています。
陰陽道では、五芒星は魔除けや結界の印として使われました。
五芒星は単なる図形ではなく、世界中で「守り」「調和」「見えない力」と結びついてきた形です。
逆五芒星とは?

五芒星について調べていると、「逆五芒星」という言葉を目にすることがあります。
逆五芒星とは、通常の五芒星を上下逆さまにした形です。
通常の五芒星は、ひとつの頂点が上を向いています。逆五芒星は、ひとつの頂点が下を向き、2つの角が上を向きます。
逆五芒星は、通常の五芒星とは違う意味で見られることがあります。
一般的には、物質的なものへの偏り、混沌、反逆などを象徴するとされます。
ただし、逆五芒星が必ず悪いものというわけではありません。歴史的には、時代や文化によって意味が変わってきたシンボルです。
逆五芒星が「悪魔的」と見られる理由
逆五芒星に「悪魔的」というイメージがあるのは、19世紀の神秘思想家エリファス・レヴィが描いた「バフォメット」の絵と、のちにサタニズムの団体がこの図像を取り入れたことが影響しています。
レヴィ自身は、善と悪など、対立するものの均衡を表す絵として描いたとされています。それが後の時代に、まったく別のイメージとして広まりました。
つまり、逆五芒星に「悪魔的」という意味が最初から決まっていたわけではありません。
現在は、漫画・映画・ゲームなどのイメージもあって、「不吉」「怖い」と感じる人がいるシンボルになっています。
そのため、アクセサリーやお守り、作品のモチーフに使う場合は、見る人によって受け取り方が分かれます。
五芒星を魔除けや保護のシンボルとして使いたい方は、頂点が上を向いた通常の五芒星を選ぶのが、安心で取り入れやすいです。

逆五芒星について、必要以上に怖がる必要はないと思います。
でも、少しでも落ち着かないと感じるなら、無理に使わなくて大丈夫です。
アクセサリーや作品のモチーフにする時は、自分の意図とは違う受け取られ方をすることもあるので、そこだけ頭に置いておくと安心です。
スピリチュアルなものは、「なんとなく安心する」「心地よい」と感じられることが一番大切です。
五芒星の安心な取り入れ方
五芒星 そのものは、怖いものではありません。
古くから、調和や保護、バランスの象徴として使われてきた、心強い形です。
五芒星は、不安を強めるためのシンボルではありません。
安心感を取り戻すためのシンボルです。
五芒星を使う時は、こんな目的で、やさしく取り入れてください。
自分の中心に戻るため。
安心感を思い出すため。
意図を整えるため。
不要な影響を受けすぎないため。
五芒星を見て、きれいだな、守られている感じがする、落ち着くと感じるなら、あなたにとって相性の良いシンボルです。
反対に、違和感があるなら、今は無理に取り入れなくて大丈夫です。
シンボルの力は、使う人の気持ちと一緒に働きます。自分の感覚を大切にしてください。
まとめ
五芒星は、5つの角を持つ星型のシンボルです。
スピリチュアルな意味では、調和・保護・魔除け・浄化・バランス・自己統合を象徴します。
西洋では、火・水・風・土・霊の5つの要素。日本の陰陽道では、木・火・土・金・水の五行を表す形です。
どちらの考え方でも、人間の身体、心と魂のバランスと深く結びついています。
五芒星は、お守りやアクセサリー、瞑想、空間の浄化、願い事や意図の整理など、日常のさまざまな場面で使えます。一筆書きで描けるので、自分で描いて持ち歩くのもおすすめです。
六芒星は天と地や宇宙全体の調和、五芒星は個人や内側のバランスを表します。逆五芒星は、見る人によって受け取り方が分かれるので、お守りには通常の五芒星が安心です。
五芒星に惹かれる時は、自分の心やエネルギーを整え、中心に戻るタイミングです。
安心できる形で、日常の中に取り入れてみてくださいね。














